福崎町の認知症高齢者等GPS事業 #434
このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。
昨日「知っておきたい認知症保険」の記事をアップデートしました。
兵庫県福崎町では、令和5年4月から認知症高齢者等GPS利用支援サービス事業を開始しています。
下記のココセコムもしくはGPSどこさいるのどちらかを選ぶようになっています。
認知症で行方不明になる心配がある在宅で生活している方を対象に、GPS端末機(位置情報探索機器)の貸出に係る初期費用を町が負担するという事業です。
屋外でひとり歩きにより行方不明になった際、ご家族等が位置情報検索システム(電話またはインターネット検索)を活用し、位置情報の提供を受けることができるほか、日頃の見守りにも活用することができます。
下記にそれぞれの仕様比較表がありますので興味ある方はご参考ください。
この辺りは直接セコムなどとやり取りも出来ますので直接問い合わせても良いかと思います。
このようは自治体の見守り事業は全国数多く見てきましたが中々続いている市町村の事業は少ないように思えます。
どうしてもいつ出ていくかもわからない当事者に対して月額料金を支払って申し込みすることへの抵抗感があるからだと思います。
そしてブルートゥースのような利用者が多ければ相互に感知できるサービスも未だ工夫が必要な事業かと思います。
位置情報を確実に捉えるものとしてGPSは間違いなく良いものではあるものの全国に普及させ、お金持ちだけでないサービスとして価値を見出して欲しいです。
一方で「見守りシール」が全国に普及拡大して広がりを見せていることについては参考にして欲しいと感じました。
見守りシールや見守りについてはブログの##3もしくは##15もご参考ください。