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認知症レストラン #260

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国の市町村での取り組みなどを紹介しています。

今回は認知症のスタッフが働くレストラン「注文をまちがえる料理店」を発案した元テレビ局ディレクターの小国士朗さんについてです。小国さんは富山市大手町の市民プラザで講演し、料理店開店で得られたさまざまな学びについて語りました。

注文をまちがえる料理店

出典 注文をまちがえる料理店

料理店は認知症患者が注文や配膳をします。2017年6月に都内のレストランを借りて期間限定で店を開いたのが始まりで、今や全国50か所以上に点在するそうです。

小国さんはディレクター当時、高齢者施設を取材中にオープンを思いついたと説明されています。施設の認知症の利用者が当初の予定メニューと異なる料理を作っても、誰も気にしなかったのを目にして、「全員が受け入れると間違いが消えるんだと驚いた」と述べています。

料理店オープンに当たっては「不謹慎だとか、認知症を見せ物にするのか」といった批判も当初はあったそうですが、「スタッフがわざと注文を間違えるのでなく、間違えてしまった時に『まあ、いいか』となるのがコンセプトだ」と説明されています。

皆が温かい気持ちで当事者に寄り添う、決して間違えないようにそばについて一から手伝うのではなく、ありのままを受け入れる。認知症レストランというのは認知症との共生社会の実現の一つのきっかけですが非常にインパクトのある取り組みだと改めて感じました。

「認知症レストラン」学びや工夫語る 発案者が富山で講演

出典 中日新聞

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