表現の自由派必読。フェミニストはなぜ一人一派で成り立つのか~魔王の所感と分析~


なぜフェミニズムを相手に手を出すと手応えがなくすり抜けていってしまうのか。
前提としてフェミニストが一人一派の場合から解説しておかなければ誤解されるに違いない。まずはその所感を述べる。



ラディカルフェミニズムとリベラルフェミニズムのちがいとは

まずは前提として。一人一派とそうでない場合を大別する


◇一人一派でない場合
これは企業などやNGO団体など。フェミニズム思想から活動する形態として規模も大きくわかりやすい団体

→計画がものごとの中心
計画のために人・予算をあつめて実行する(経済学などマクロな話は省きます)

◇一人一派である場合。
芸術・哲学などの学問からリベラルフェミニスト・ラディカルフェミニストがここに含まれる

タイトルの通り、後者ふたつに言及する。



まずフェミニズム自体の注意点

フェミニズムというとミニスカートを履いたかと思えば男偏の漢字にもの申し。企業の団体トップになったかと思いきや政治家や法律家になったりする。
一般的には意味がわからない人たち。
これはフェミニズムがじつは生存権から経済活動、教育からさらには幸福追求権までありとあらゆる専門家を必要とする果てのみえない実態のない思想そのものだから。
人間一人の知覚ではとらえどころのない難解さがそこにはある。



ラディカルフェミニズムとリベラルフェミニズムとは?


まずはフェミニズムとは、思想であるというところは周知の事実である。
ラディカルとリベラルはその手法に大きなちがいがある。

ラディカル

女性側の少数意見を中心人物をつくり吸い上げる(男性側が人口の50%なのでもともとフェミニズムには少数意見の吸い上げという命題があるため)という手法でかなり困難で難解

蜂の巣に例えると

女王蜂がインフルエンサーなどの思想の中心となる人物。働き蜂ひとりひとりがすべてフェミニストを名乗る。集めるのは賛成意見。
根本的には男性は含めない。
利点としてはその少数意見をかならず否定しない
欠点としては反対意見を含めないため必ず少数になるという困難をその手法そのものに抱え込んでいる。
手段としては否定しない拡散する同意する同調する
少数意見を受け入れるために批判をしない手法をとる

リベラル

法律に沿った提案や憲法に沿った新しい法案を基本的に目指す
これは穏健な政治改革をめざすという立場による

リベラルは利益調整を含む各種思想やあらゆる団体への調整のために批判を受け付ける

蜂の巣に例えると

女王蜂は法案。働き蜂は国民すべて(民主主義・国民主権のため)とみなせることも多い。当然その場にフェミニスト以外もいることが前提。集めるのはそれに対する賛成意見と反対意見をすべて。
なので基本的に男性を場に含める。
利点としてはありとあらゆる意見に耳を傾ける(言うことを聞き入れるとは言っていない)
欠点としてはかならず批判や反対意見がある(むしろこれは法の穴を防ぐための利点でもある)


上記のように手法ちがいすぎる


リベラルは利益調整などを代表とする多方面への配慮が必要。基本的に法への理解、法への解釈、法への洞察力があれば意見は言えるものの一般的にはリベラルフェミニストとは法のプロフェッショナルのことを指す
つまり彼女たちは一専門家であり、そもそも団体ではなくただ一人のプロとして社会に貢献しているひとのことである。
ラディカルは少数意見の集約。グループのトップがいることが前提でも個人の意見を否定しないため一人一派となる。同化を求めながら個人を否定しない、端からみれば難解きわまりないものなのだ。


(※補足。ちなみに魔王の中の人は哲学と分析が好きな一般人、大学院は出ておりません)



フェミニズムというだけで毛嫌いするものは「洞察力」が足りない


リベラルは専門家であればあるほどそもそも一専門家であること一人一派として意見を求められる。
フェミニズムを敵視しているにも関わらず敵を知らないからそもそも対策もできていない
むしろ対処法を誤る。
そもそもまともに「フェミニズム」に対してそしてもっとマクロな「思想」に対して理解があればリベラルという法のスペシャリストに同じフェミニストだからラディカルをどうにかしたらいいんだという発想の無理に気がつく


「フェミニズム」ほど広くなくても「表現の自由」も範囲が広いことに気がついているだろうか?

これを「表現者」と言い換えればわかりやすいかもしれない。ファッションのインフルエンサーにダンサーや引退したスポーツ選手、果てはアルピニストまで
彼らに漫画・コミックの表現の自由を語れ、表現法はどう思っているのか?と同じくらいにリベラルにラディカルになにかいうべき、あなたは表現の専門家でしょう?ということほどの違和感のあることなのだ。



無茶ぶりだろう、これ。
リベラルフェミニストは要は実社会の専門家だ。手法がまったく異なるものなのだ
批判をかならず受け付けるのがリベラルの手法、批判を受け付けないのがラディカル手法、成り立たないとしかいえないな。。

アニメ製作をする監督がラディカルというべきなのかアニメ製作までは詳しくない・・・
撮り鉄だったどうだろ
表現の自由のあるアニメコミックをラディカルとするなら(ちょうど真逆の立ち位置だな)リベラルはどれだろう出版は詳しくない・・・。

なんにせよアルピニストに漫画コミックの表現方法に口を出させるくらいにあり得ない、本気で。
手法がまったくちがうものなんだから。

他団体からの批判や他団体の専門家なくしてなにかリベラルフェミニストにやらせるということは
漫画・コミックの先生に編集をつけるなそして絵の具やペンから紙からつくれ、と言っているくらいじつは難易度高い。
法律の専門家ですので、他の思想や利益団体なしに動けって・・・フェミニズムと他のあれやこれやとの調整が主な仕事なんだが

国連ひとりで運営しろくらいわけわからんことなんだよなこれ




↓魔王の一人言

フェミニズムは思想。ラディカルやリベラルは手法
まじむずかしいこと俺って言ってないかなこれ(だれかに誉めてもらってもいいと思う)、
だって俺からみたってラディカルなんで成り立ってるか難解すぎてわからない・・・、よほどインフルエンサーもとい中心人物の頭や手腕やらの手法なのまでは第三者としてみてみたらわかるけれど、なんで成り立たせることができるのか本当にわからない。
よほど頭いいんだろうなーーー・・・・と両手で頬杖をつき空を見上げてしまうくらいくらい難解かつ困難かつ肝もわからない・・・リベラルからみたラディカルって本当に意味不明。成り立つ理由がわからない。トップへの意見集約が肝らしい、それを保たせる…正直これを何十年も成り立たせてきたものがなんなのかそのトップというものに必要な特徴を分析することは困難である。
これのトップや看板を守る集団を維持するということは困難な道にしか見えないので尊敬はできるし素直にすごいとも思える
多様性を保つという意味でならこれほど困難な道を選んでいるのだから、という気持ちにすらなってくる。

表現の自由派…とりあえずフェミニストと名乗っているからフェミニズム自体を弱めようとは大きなブーメランといわざるをえない
表現の多様性をまもるために
か…イデオロギーなめている…それでアンチフェミニズムだったならばそれははっきりと正しくない。表現の自由のためにフェミニズムは悪なんだと多様性多様性言いながらイデオロギーの多様性を無くそうとブーメランぶつけてきてることに一部は気がついてもいない(そして悪目立ちする)。
そして洞察力のある表現の自由派が眉をひそめていることにも足を引っ張っていることにも気づくこともできない。
(もしこれが役に立つというならnoteに♥️をツイートに♥️もしくはリツイート、間違っている部分はご指摘をしつつ参考になれば引用リツイートをお願いします。
本当にリベラルフェミニストを名乗れるに値する人間が想像しただけで気の毒であるし
ラディカルはラディカルの手法でのみ成り立つものなので、リベラルはリベラル同士で基本的には話をしその他の思想立場を取り入れて議題に取り組むべきなのです)


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