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Mr.Childrenを語りたい〜その11〜

「シフクノオト」2004.4.7

皆さんこんにちわ。今回語らせていただくアルバムは「シフクノオト」です。

こちらのアルバムは専門学校時代に知り合った先輩がとてもおすすめされたアルバムです。
実際聞いてみるとアルバムのタイトル通り優しい曲が多く、聞きながらゆったりでき、入り込みやすいアルバムでした。
それではアルバムの紹介に入りたいと思います。

「シフクノオト」

1   言わせてみてぇもんだ
2   PADDLE
3   掌
4   くるみ
5   花言葉
6   Pink~奇妙な夢
7   血の管
8   空風の帰り道
9   Any
10 天頂バス
11 タガタメ
12 HERO

「言わせてみてぇもんだ」

特別なものがないので、自分が相手に必要とされていない。だから、何かを身に着けたいけど何もできていない。必要と言わせたいよりは言ってほしい感じです。一曲目って勢いをつける感じですが、そんな感じでもない。けど、一曲目って感じです。

「PADDLE」

一曲目って感じの力強さのある曲です。サビの一個前からテンポを上げていくのがいいですね。ドラムの音がよく聞こえます。「ゆけ」「ただ」「でも」に力強さを感じます。
もしかしたら、何も起こらないかもしれないけど日常から抜け出すためにやってやろうぜという歌詞です。

「掌」

ライブのアレンジが最高にかっこいいです。みんなで掌を掲げるのもいいですよね。
「ひとつにならなくていいよ 認め合うことができるから」という歌詞に響きました。ポリコレとかジェンダーとかって、認めあえないから無理やり一つにしようとしている。結局それが分断が起こしている。

「くるみ」

このPVがものすごくよくて、引き込まれます。設定としては、Mr.Childrenの結成前日です。
ポップな曲調と、ねぇ、くるみと優しく語りかけるように始まりつつ、サビで力強く訴えてきます。
別れた彼女に今の心境を語りかけている感じです。

「花言葉」

コスモスの花言葉は純潔。
たんたんと曲が進んでいきますが、なんか印象に残る曲です。
おそらく、僕が浮気かなにかして、別れることになり後悔しています。最後の「さよなら」が寂しすぎます。

「Pink~奇妙な夢」

エレキギターが独特の雰囲気を出してます。
奇妙な夢というだけあって、世界感が歪んでいる感じです。恥じらいかあるよりさらけだしたほうがいい、思いを飲み込んだ昨日よりぶちまけた今日の方が愛しさが増える。本音でぶつかり合うことも大事ですよね。

「血の管」

ピアノとボーカルのみ。ピアノがより孤独を引き立てます。
ふとした時にあなたのことを思い出し、そして一人を感じる。なんとも寂しい曲です。

「空風の帰り道」

当たり前にある幸せに感謝する歌です。こういうご時世だからこそ、それに気づいて感謝することって大事な気がします。
ボーカルが歌うとき、引き立つように音を下げる演出がいいです。

「Any」

なんかこの曲好きなんですよね。
ピアノとドラムのイントロの出だしがいいですよね。
歌詞を読んで初めてこのタイトルの意味がわかりました。人生って分岐点がたくさんあって、歩んでいる人生が思っていたものと違っていても、これも一つの人生なんだなと言うことです。

「天頂バス」

天国行きのバスの解釈が難しい。
サビの天国行きのバスで行こうよの裏声がいいですね。

「タガタメ」

「子供らを被害者に加害者にもせずに、この街で暮らすためまず何をすべきだろう」という歌詞を見たとき、一方的な知識だけでなく、正しい知識を持って子供を守るしかないのかなと思いました。
最初はゆっくり語りかけるような入りですが、サビにかけて櫻井さんの気持ちがかなりこもっているように思います。

「HERO」

イントロでタイトルがすぐわかる名曲です。世界の平和を守るヒーローではなく、もっと身近な憧れに近い感じです。
「駄目な映画を盛り上げるために簡単に命が捨てられていく」。当時この歌詞を聞いて、セカチューとかいま会いとか、病気などでなくなる作品がヒットしていた時代があって、なんかそれがすごい嫌でした。それを櫻井さんが代弁してくれたと勝手に思ってました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
シフクノオトは懐かしかったですね。ただいまって感じです。
このアルバムも序盤、中瓶、終盤に好きな曲が入っており、アルバムの曲がいい感じに入っているので、アルバム全体がまとまっているので通しで聞けますね。

次回は9月は「It's a wonderful world」について語らせてもらいます。こちらも有名な曲が入っていますので楽しみです。

皆さんも気軽にコメントしていただけたらと思います。ただし、批判的なコメントは控えてください。

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