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大切な宝物たち

プレミアリーグが開幕してあっという間に1ヶ月。

これといった大きな理由も、転機もないですが、
少しだけ、気持ちを綴ろうと思います。

つらつらと文を綴ることは得意ではないですが、最後まで読んでもらえると
嬉しいです。


最初に、ファジユースとの出会いを少しだけ。

父の影響で幼い頃から、ファジアーノの試合を見に行く週末が日課でした。
現ユースコーチの真子さんが現役で活躍されていたシーズン、
約10年前にファジアーノ岡山のトップチームに出会いました。

第1志望の高校受験に失敗し、私立高校に通うことになったことが
ユースと出会った1番のきっかけです。

サッカーを見る日常が身近にあった中で、高校2年生になった時、
初めてユースの選手と関わる機会がありました。
違うクラスやコースの子とは滅多に関わる機会がなかった私にとって、
この出会いは人生を変えたといっても過言ではありません。

週に1回、こうしてユースのみんなと関わるようになって、

”トップが好きだし、ユースの試合も見に行ってみようかな。”

と、ふと思って、政田にtrmを見に行った日が初めてのユースの試合観戦でした。

普段一緒に授業を受ける姿とは全く違ったサッカー選手の眼差しとプレー。
ピッチでみせるギャップ全てに魅了されて、瞬く間にユースの虜になりました。

トップ選手と同じユニフォームを身に纏って、戦う姿は本当にかっこよかった。
初めてユースの試合と選手の姿を見た感情は今でも覚えています。

政田に新見、気づけば広島まで試合を見に行くほど、
大好きなチームになっていました。

コロナがあって、思うように試合を見に行けなかったけれど、
見に行けた数少ない試合で、私はたくさんの元気をもらいました。

楽しい毎日を過ごしているときも、
少し苦しくて辛い時も、
ユースの試合を見に行けば、あっという間に元気になれました。

ゴールが決まった時、勝った時、自分のことのように嬉しくなって、
守りきれなかった時、負けた時、自分のように悔しくなって。

心の中で、勝てると信じて信じて過ごす瞬間。
時に心臓に悪いなぁなんて思ったりします。
けれど、それがユースの試合を見る醍醐味だったり感じています。

ユースに出会って4年目。
今では最高峰の舞台で、新たな扉を開いたユースになっています。


あと少しで届かなかったクラセンの優勝も、

1点を決めて守り切って、プレミア昇格を果たした試合も、

3点の逆転で雨の中初勝利を飾ってくれた鹿児島でのプレミアの試合も、

戻りたくても戻れない瞬間。

だからこそ、写真に残しておけることはとっても素敵だなって思います。

写真を見れば、きっと、その試合の思い出が蘇ってくると思います。

たとえ1週間前の試合でも、3年前の試合でも、
鮮明に思い出されるものから微かに思い出されるものまで、
写真というツールは、思い出を残して呼び起こすことができる
とびっきりのものだと思っています。

卒団して半年、数年後、大学に進んで
もしかしたらプロの道を進んで、社会人になって、

何かに辛くなった時、悔しい時、投げ出しそうになった時、
写真を見返して、サッカーに本気で向き合った時を思い出して、
頑張るきっかけになってくれたら嬉しいなと思います。

本気で目の前の試合を戦うみんなの姿は、かっこいい。

勝っても、負けても、引き分けても、
見に行って後悔したことは1度もありません。

毎週末、試合を見に行く度にたくさんの元気と勇気をもらえます。

少しでも多くの笑顔が見られたら嬉しいな、
少しでももっと、気兼ねなく気軽に写真を撮っていけるくらいに
みんなと仲良くなれるシーズンにできたらいいな、と思っています。

みんなが笑顔で、

充実したなって思って

終われるシーズンになりますように。





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