ぎゃふん！！な音楽会

今年はもう人が集まるようなイベントには行けないんだろうな、と【中止のお知らせ】連絡が連日届くのを見るたびに思っていた。
3～8月まで予定していた音楽やお芝居がすべて吹っ飛んでしまい（誰よりもやるせないのは関係者各位なのだろうだけど）、きっとそんな人がたくさんいる、2020。

動きもなんとなくつかんできて、人間はやっぱり順応していくからすごいね。
そんなオヨオヨ期の中でひとつだけ、少しだけ、期待していたのが、ゑでぃまぁこんさん（以下、敬称略）主催のライブだった。

ぎゃふん！at 姫路文化センター 特設サイト

なんでかというと、中止メールの中で唯一、”延期”の連絡だったから。しっかりと日程が書かれていて、約束が出来たみたいですごくうれしかったんだよなあ。
お客側には決して分からないほどの大変さを越えて、開催してくださったのだろう。感謝申し上げます。

・ゑでぃまぁこん

ゑでぃまぁこん -Eddie Marcon-

生で音楽に触れられることがうれしすぎて二番目の曲で涙がボロボロ出てきた。（タイトルを忘れてしまった‥知りたい‥）
バンドの曲は初聴きだったのだけど、ライブで聴けるなんてめちゃくちゃラッキーだなあ、と思いながら、インパクトの大きさとじんわり胸に来る感覚がたまらなかった。

・坂本慎太郎

zelone records

三組中のトリ、坂本バンド。待ってました！！！！！
今日は何色のジャケットだろう？ベージュかな？なんて、超どうでもいいことでワクワクして、今宵は黒スタイルだった。てちゃんはベージュで登場。シブい。
格好のことはここまでにして、4人がいつもの位置に立ったときに胸にこみあげるものがあった。「会いたかった‥‥」と、恋人と再会するみたいな心境だったのは自分だけじゃなかったはず。
興奮しすぎて曲順をぜんぜん覚えてないのだけど、昨年のこんがり音楽祭で演奏してた曲が多かったかな。
ライブのアレンジがめっちゃくちゃ好きで、イッてしまってるのにココ！！って部分は大きく変えないのが（上手く言えないんですけど伝わってほしい‥）もう、さすが。素晴らしい。南無。
普段はあんまり聴かない曲もライブだと超テンション上がったりするのがまた楽しいよね。

「どうもありがとうございました」
拍手喝采
「アンコールありがとうございます」
笑＆拍手
↑ この流れが定番なのだけど、すごく好き。笑
主催者のゑでぃさんが出てきて、小舟・未来の人へ をアンコールでやってくれた。
ゑでぃさんも坂本さんも歌詞を間違えたときは、人間ぽいなあとニヤニヤした。
未来の人へ は一番好きな曲で、聴くたびに唯一無二のアーティスト達を思い浮かべて鼻がツンとする。
浮遊感が気持ちいいのに切なさがあと引くところが好きすぎる。
元々はコーネリアスに提供していたものなので、どなたかが流しているレコードしか動画が見つからず‥‥。ひっそりと載せておきます。

坂本さんのギター＆ボーカル
AYAさんのベース
菅沼雄太さんのドラム
てちゃんのサックス＆フルート
どの音、人が欠けても成り立たない世界観だな、と改めて感じた。

兵庫県に来てくれて、音楽を聴かせてくれて、本当にありがとうございます。
主催、関係者の皆さま、本当に本当にありがとうございました。
大げさなんかじゃなく、生きていく活力をいただきました。

ありがとう！！！！！