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卒乳へ踏み出してしまった一歩

先日、卒乳に向けて子供が一歩踏み出しました。
その際に私が感じた想いを綴っています。

その想いには後悔が含まれています。
考えると子供を尊重出来なかったという印象です。

これから卒乳を考えている方の参考になればと思って書いています。
決して、きれいな思いだけを書いているわけではありません。
それでも参考にしたいと思う方がいらっしゃったら読んでみてください。​
また、もともとブログに書いたことをnote用に編集しています。
読みにくい部分があるかもしれませんが、温かい目で読んでいただけると助かります。

授乳状況

子供・・・・2歳3ヶ月 女の子
授乳回数・・・①寝る前
       ②お昼寝の前(保育園休みの時のみ)
       ③夜ぐずって起きたとき(1〜3回)

授乳体勢・・・ 添い乳(寝ていることもの横に同じように寝て授乳)

卒乳しようと思った理由

①2歳を過ぎたから
②寝かしつけが長くなってきてしまったから

因みに、卒乳の世界平均は4歳なので、2歳過ぎでの卒乳は世界的にみると遅くないです。

<①2歳を過ぎたから>
子供が生まれた頃から、2歳までは母乳をあげると私は決めていました。
2歳という年齢の背景:WHOでの考えがあります。
→WHOでは、2歳頃までの授乳を推奨しています。
→理由:母乳を介して子供に母親から免疫を与える事ができる。
    免疫が確立するのが、2歳前後
    →確立するまで、母乳で免疫を補いたい!


*母乳をあげながら寝る事は虫歯のリスクを高めると言われていますが、
母乳にはバチルスロイテリ菌という菌が含まれており、この菌が虫歯の予防などに効果があるため、
母乳に関して言えば、虫歯になりにくいと、私は考えています。

<②寝かしつけが長くなっている>
誕生日前後から添い乳だけで寝なくなって、その後抱っこでの寝かしつけをしていました。
 ・添い乳(同じ姿勢、左右)で30〜40分、
 ・抱っこでの寝かしつけで30~40分
→トータルの寝かしつけ時間:最低でも1時間、長いと2時間
→私が辛かった。

因みに夫も寝かしつけしてくれていましたが、基本は私中心でした。

卒乳までの流れ

<誕生日を過ぎたあたり~>

子供には、
『そろそろ母乳をやめようね』『卒乳しようね』
といった、あいまいな表現で卒乳の意向を伝えていました。
具体的な日にちなどは伝えていませんでした。

<誕生日から2か月後>
たまーに、母乳をあげないで抱っこだけで寝かせたり、体をトントン叩いて寝かせたりとかしていました。

その時の子供は、母乳をあげないと泣いていました。

私の子供は母乳が欲しい時『パイ』もしくは『パイください』と言って胸元を掴み泣いてきます。
因みに、母乳をあげた後は『おっぱい美味しいねー!』と話しかけてくる事も度々あったので、母乳は大好きだと思います。

<誕生日から3か月後>
ズルズル長引かせるのは良くないと思い、私の長期休暇に合わせ卒乳を決意。


子供には『来月には卒業しようね』とお話ししていました。

私はこれでもよかったのですが子供への説明は足りなかったと思います。

~悪かった点~
・子供は、今が何月何日かをちゃんと把握していない。
・今は何月何日で、卒業までには何日ですよ、何日から卒乳に向けて始めるよ、と具体的に子供に伝えてなかった。

<結果>
私は予定通り卒乳に向けて動き始めましたが、子供にとってみては突然始まった大好きな『パイ』断ち。

もちろん、寝かしつけは大泣きでスタート。

抱っこで部屋を歩くのも疲れるので、
子供には『ベッドに私が座った状態で抱っこしながらゆられて寝る』
もしくは『ベッドで横になってトントンで寝るか』
どっちかしか選択肢はない!

と、強く言っていました。

突然始まってしまった『パイ断ち』の上に、子供が全然望んでいない選択肢だけを強気で言ってくる大好きな母親

子供にとっては安らぎはなかったと思います。

泣き疲れて寝てる日も多かったと思います。

それを続けて4〜5日目のお昼寝の時、これが卒乳への一歩を踏み出した日です。

卒乳への一歩を踏み出した日

子供は今までで1番大泣き。
『パイ!』と『パイください!』言い続け、泣き続け。
一度お昼寝を中断し、食事を先に済ませることに。
その後再度チャレンジするも、更に大泣き。
あまりにもひどかったので、私は子供に目を見て話す。


『分かった。そんなに欲しいなら、パイをあげる。でも、これで最後。今飲んだら、今日の夜もあげないし、明日もあげない。それでもいい?』

こう伝えると、子供は笑顔で
『うん!!』
と言ってきた。

泣きながら子供は母乳を飲んでお昼寝をしました


そして、夜の寝かしつけです。

私は、昼間のことがあったとしても、きっと授乳を要求されるだろうと思っていました。
というのも、相手は2歳。
私との約束を忘れることも多い。
仕方のないことだろうと思っていました。

いざ、寝る時間になり、子供に
『もう、ねんねしようか。電気消すよ?』
と言ったところ、子供は
『うん!ねんねー!』

と言って、『パイ』と一言も発せず寝ようとしたのです


この時初めて、昼間の約束を覚えていたのだと分かりました


その後もすぐに寝たわけじゃないのですが、抱っこはせず、『パイ』と要求されず、歌って、音楽かけてトントンで時間をかけて寝ました。


そう、子供は卒乳に向けた一歩を踏み出したのです。

そして、子供を寝かしつけ出来た今、私は子供に申し訳ないことをしていたんだと初めて実感しました。

卒乳への一歩で残った私の後悔

子供は目を見てしっかり伝えたら、卒乳に関して分かっていたのです。

もし、前もって、具体的に2人でカレンダーを見て卒乳する日を話していたら、子供はこんなに泣かずにすんだのではないか?

ママは今、添い乳が辛いと言ったら分かってくれたのではないか?

子供が無駄に悲しい想いをしたまま寝る事はなかったんじゃないか?

ましてや、最後の授乳が、子供は泣きながら、私はイライラしながらする事にならならったんじゃないか?

前もって伝えていたら、お互いに、今日が最後だねと話して、お互いが笑顔で最後の授乳を迎えられたのではないか?

そんな想いが私の中で溢れていきました。

もちろん、今日の話なので、明日には子供の状況はかわっているかもしれません。

でも、卒乳へ向けて一歩踏み出してしまった今、私がまた授乳したいとやり直したいと言ったら子供が混乱するため、やり直す事は出来ません。

踏み出してしまった一歩は小さいですが、もう戻ることの出来ない大きな一歩でした。


この様な後悔をもうしたくない。


子供を尊重する大切さを身に沁みて感じた出来事でした。

この記事を読んだ卒乳前の親御さん


子供は思った以上に成長しています。

突然思い知る日が来ます。

事前に色々と話してあげましょう。

それが、子供だけでなく、自分自身を救って、楽しい育児へと繋げてくれる

と私は今日、実感しました。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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