[フィンランド留学日記_day53]毎週200人が訪れるフードパントリー、ウクライナ、初めてのコーヒーブレーク
昨日は、先週決まったボランティアのお仕事の初日。
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週3回、kansalaistalo(直訳:市民の家)で行われる、フードパントリーのお手伝いです。本当は、そこに来る子どもたちと遊ぶという内容だけど、今日は子どもが1人しか来ず、、、笑
初回は見学会となりました。それでも、またいつもとは違ったフィンランドの一面を見た日になりました。
※以下、私の語彙力の乏しさにより、不適切な表現があるかもしれません。できる限り言葉を選びましたが、コメントで指摘していただけたらと思います。まだうまく言語化できていない、、、
フードパントリーのシステム
毎週月水金曜日に、朝9:30からはじまるフードパントリー。
9時出勤でしたが、ついた頃には外に列ができていました。
番号札をもらって、その順番に食料がもらえるシステム。内容はランダムで、乳製品と肉類とお菓子などのセット。パンは1人1パッケージ選べます。
自治体主催のもので、食べ物は近くのスーパーから来ます。値引シールが貼ってあるものがあったので、おそらく消費期限が近いもの。
毎回200人前後が来るそうで、後半は券をもらえても、食料がもらえるとは限らないので、みんな早く来るみたいです。
フィンランドに住むウクライナ人、高齢者
ほとんどの人はウクライナ人。日本にいると、身近にロシアウクライナ問題を感じなかったけど、少なくともフィンランドにはたくさんの移民の方がいます。(そういえば、ホストマザーも洋服や自分で編んだ靴下をドネーションしていた)
でも、もちろんフィンランド人もいます。9割は高齢の方でした。
この場所が交流の場でもあるみたいで、みんなグータッチしたり、ハグしたり、話しながら順番を待っていました。
10時からだんだんと番号が呼ばれていき、いっぱいだった部屋からどんどん人がいなくなって行きます。
警察沙汰
途中警察が来て、1人のおじさんが連行されました。私は何が起こったかわかりませんでしたが、おそらく毎回ここに来てはお酒を飲んで、周りの人に迷惑をかけている様子でした。
感じたこと
福祉国家のフィンランドで、生活に困窮している人々に出会う場面が今までなかったです。もしくはそうと認識していなかった。ホストファミリーと暮らしたり、大学の寮に住んでいると、「留学生」として限られた世界に自分がいることを痛感しました。
フィンランドはその社会システムが充実していることで有名。ステレオタイプ的に、フィンランドは「みんなが平等で、豊か」っていうイメージをなんとなく持っていました。そして、今まで貧困層の現状に目を向けることがありませんでした。今回の留学で知りたかったフィンランドのある意味で「らしくない」部分。2回目の留学だからこそ、実際どうなの?っていう部分をもっと深掘りしたいと思います。
9時から11時の2時間でしたが、もっとずっと長いように感じました。入り口に立って、おはようって挨拶してただけですが、、、次回はもっと自分ができることやりますって宣言してきました笑
うれしいお話
空き時間にボランティアとして働いているスタッフのおばちゃんが、
「あなたのこと、どっかで見たことある気がするんだけど?」
って。
思い当たる公共施設を何個かあげて、最後に「taito Lappi?(機織り教室)」って聞いたら、
「そう!そこであなたを見たわ!」って。いえーい!
こういうのってどこでもうれしい瞬間。
2人でプチ盛り上がりしてました笑
こうやってコミュニケーション取れるようになってきて、うれしい!
kahvitauko(コーヒーブレーク!)
そして、初めてのお仕事場でのkahvitauko(コーヒーブレーク)。
フィンランドの職場ではkahvitaukoがあって、みんなコーヒーを片手に休憩する時間です。
大好きなシナモンロールもいただきました!幸
この時間、ちょっと憧れてたからうれしい。
その後は図書館に行って、大学で授業2コマ。19時までの長めの1日で、家に帰ったらどっと疲れちゃいました。そしてその時間から1時間昼寝をするという笑
YKIテストが近いので、勉強もしなくてはということで、勉強しておやすみしました。過去問を解くたびに、語彙力の無さに落ち込む、、、
今日も頑張ります!!
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