【241】フィンランドのコテージ文化
今日は授業がない日!
午後からヘルミとTeach&Learnプログラムで、
フィンランド語と日本語を勉強します。
今日のフィンランド語は、私がサマーコテージ文化についてインタビューをするというもの。
フィンランドでは1/10がサマーコテージを所有しています。多くは湖畔にあります。
コテージでは、何をするの?
まずはリラックスしに行く!日常の世界から離れて、ゆっくりする。タイムスケジュールに追われない時間を過ごすことが醍醐味。
あとは、自然の中に身を置く。
釣りをしたり、キノコやベリーを採ったり、屋外の鉄板でクレープを焼いたり、魚をスモークしたり、
あとはもちろん、
サウナと湖で泳ぐ!
どんなコテージ?
ヘルミの家族は、祖父母が所有している建物があり、その周りの森をヘルミを含む子どもたちや親戚で一緒に所有していることになっているらしい。
建物自体は、古い二階建てで、外にはバスタブとサウナがついているという。
電子と水道は通っているけど、トイレは外のおがくずトイレ。たいていのコテージは、普通の家よりインフラが整備されていないから、不便。
コテージの管理は?
コテージの管理は、主にお父さんが担当しているらしい。長い冬が明けた後に、元の状態に戻す作業がある。
お父さんは、コテージの管理を普段とは思っていなくて、楽しんでいると言っていた。
いつコテージに行く?
コテージを使うのはたいてい夏。夏至祭や夏休み、あとはちょっとしたパーティーをするときに使うらしい。
冬は行く?
もちろん冬の間にコテージに行く時も。
でもその時は、別の場所でコテージを借りるそう。
近くにスポーツセンターがあって、クロスカントリースキーができるような場所に行って、スポーツを楽しむんだとか。
借りるコテージってどんなコテージ?
借りるコテージは、会社や職業の協会が所属しているコテージを安く借りるそう。
ヘルミの両親は、弁護士協会のコテージを安く借りることができるそうです。
どうしてコテージが好きだと思う?
フィンランド人は、
自分たち(家族や親しい人)の空間で、
穏やかに静かに居ることを好むから。
そして、自然の中に身を置くことが好きだから。
と答えてくれた。
若い世代がコテージ所有をしたがらなくなってきている、という話を聞いたけどなんでだと思う?
若い人たちにとって、コテージはつまらない場所かもしれない。ほとんどのコテージは古くて、インフラが整っていないから、居心地が悪いと思う。
と答えてくれた。
もう一つ、面白い回答がありました。
自分のコテージを持つとしたら、古い建物を改装したいか、それとも全く新しい建物がいい?
古い建物を改装したい!
なぜなら、コテージはレトロ感があるからこそいい。温かみがあって、ちょっと不便なくらいがちょうどいい。それがmökki(コテージ)だから。
あまりにも新しく、綺麗すぎると、それはもう家や日常生活と変わらないし、無機質だと思う。
と。
うーん!確かに同意。
私も経験がある。
ホストファミリーのコテージも、おがくずトイレ。
シャワーがないので、サウナの後は湖の水を温めて使う。
そんな不便さを感じることで、日常生活に戻ったときに、電気や水道の素晴らしさに気づけるから!
不便すぎるのも困っちゃうけど、心地よいくらいに不便なほうが逆にいい。
昨日は日本人留学生の友達が、ご飯を作ってくれました!
チアの練習後だったので、余計に美味しかった!
友達と0時まで話してました笑
日常スナップ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?