【249】ロバニエミからヘルシンキへ12時間の電車旅、きれいな目
ただいまヘルシンキへ行く電車の中で日記を書いています。
昨日の21時に出発し、今は9:00ごろ。
ヘルシンキはもう少し。
長ーい長ーい電車旅。
移動中はipadでデジタルジャーナルを描いてみたり、
本を読んだり。
普通の座席なのでうまく寝れないけど、
気づいたら6時になってて日が昇っていた。
食堂車で働いている若い女の人とおばさんが、
太陽が綺麗だね
見て、あそこに白鳥がいる
って会話してた。
フィンランドの人たちって、きれいな目を持っている人がたくさんいる。
目の前の景色を眺めて、
そこに美しさを見出して、
それをきれいだねって口に出して誰かと共有するのがすごく得意。
東京にいた時の私は、電車に乗っても、バスに乗ってもスマホの画面ばかり見て、車窓なんか見ることもなくなってしまってた。
移動時間=少ければ少ないほどいい時間
と思っていたし、無駄な時間くらいに思っていた。
人生、効率が全てではない。
忙しい日々を送ると忘れがちになるけど、
それよりももっと大事にするべきものに目を向けないと、
気づけばきれいな目をどこかに置いてきちゃう気がする。
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