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幸福感はどこから来るのか

新年が始まると、元旦の日に石川県で大地震が発生し、翌日には羽田空港で飛行機の衝突による大規模な火災が発生したという異例の事故が起きた。これは460キロ以上離れた二つの出来事で、前者は自然災害であり、後者はヒューマンエラーだ。これらは両方ともソーシャルメディアで常にトレンド入りを果たすほどの大きな話題になった。

2024年は最初から非常に暗い雰囲気に変わった。しかし、実際には、われわれの生活には常に変化があり、古くからよく言われているように「行雲流水」。すなわち、生命は常に変化しているということだ。そして、「本来の姿に戻る」とは、上記の事実に直面し、心が物に従わず、逆に物が心に従うようにしてもらうことを最大限に実践しなければならない。

昨日、毛研究室に行った。2024年上半期の講義資料を整理した。六甲アイランドへ向かうライナーはいつも通りで、時の経過を感じなかった。キャンパスのグランドでは既に学生がサッカーを練習していて、生活の中のすべてがはっきりとしていた。

新年が始まり、世界が激変するかもしれないが、これらは物事の変化で、各個人の内面とは距離があるものだ。感傷的または怒りっぽい人もいれば、それをまったく感じない人もいる。時の流れに身を任せ、世に抗うことなく。

毛研究室では、日本人学生が提出した中国語の作文を受け取った。テーマは自由で「私が思う幸福」というタイトルの作文があった。その中には「身に起こる小さな喜びに感謝し、これが幸福感を高める良い心構えになる」という一文があり、なるほどだと思う。

日本人学生の中国語作文

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