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ちょっと、だいぶ思い出してしまって泣いてるだけ。

初めて呼んだ君の名前 振り向いたあの顔
それだけでなんか嬉しくて 急いで閉じ込めた
あのね本当はね あの時言えなかったことを
あとがきに書いても 意味不明な2人の話

そうそう、そうやねん。
恋の始まりって、恋愛ドラマをなぞっているかのような高揚感。
恋の真っ只中って、「この世界に2人しかいないみたいだね」ってセリフを大真面目に言えてしまうロビンソン感。(スピッツ)
恋の終わりって、びっくりするくらいに言葉が通じなくなる絶望感。

2人だけにしかわからない謎の遊び。
2人だけにしか通じない謎の言葉。
2人だけの謎のノリ、謎のダンス、謎の大爆笑。

記憶。記憶。記憶。
恋が終わったとしても、消えない、残り続ける深くて強烈な記憶たち。
この記憶は、言葉にしようと映画にしようと、2人だけのものだ。

なんか…
恋ってすごい。
絶対的に第三者が入る余地のないものがあるとすれば、残り続けたこの記憶なんだ。

終わりたてはまだ痛くて、
少しすると懐かしくて、
もっと時間が経つと愛おしい。

恋をしてしまったら、もう失うことはない。って大好きな小説家が言ってたの、これのことかぁ。
ちょっとわかってしまったなぁ

ベストオブ・カップルで見ない方が良い映画。かもしれないです!
(すっっっごく過去の恋愛を思い出すよ〜!気をつけて〜!!)

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