見出し画像

2024/6月の振り返り

ざっくりとした振り返り


僕が孫正義を知ったのは中2の夏頃だったと思う。14歳で彼の生い立ちを知っていながら、(彼が渡米した16歳よりも若かったにも関わらず)僕は結果として彼が帰国した年齢になってしまった。

今働いている会社の代表は19歳で孫正義を知り、22才の今現在、(具体的な額は言えないが)かなりの経常利益を数人規模で生み出す企業を作り上げてしまった。僕よりも加速的な成長曲線を歩む代表から見える景色に期待し、また彼のビジョンに共鳴し入社し、今のところとても興味深く働いている。

入社当時は、代表から事業の展望を聞いていて、僕自身、リスクを取ってでも彼と一緒に時間をすべきものだと感じたので(と言っても今の年齢と技術力からすればフリーで働いてもパソコンがあれば食っていけるので大したリスクとも感じていないが) Stock Optionと新卒平均よりも倍以上高い給料を条件にエンジニアとして入社することにしたが、1ヶ月経った今、ビジネス領域の解像度が格段に上がってきたな、と感じる。

実は入社する前に、大手外資系コンサルからのオファーと、日経の証券会社のディーラーとしてのオファーを断った。どちらを選んでもざっくり年収1000万円の切符を捨てていたので、現在も友人からは若干馬鹿にされているが、高校を中退した僕にとって、みんなが進む道はより大きなリスクを伴うと判断しているので、今のところ失敗だったとは考えていない。

僕のメンターでもある東大先端研の稲見教授のご厚意により、とてもありがたいことに未踏会議でさくらインターネットの田中邦裕社長ともキャリアについて相談させていただいたのだが、お二人から学校を続けた方が良いとのアドバイスを頂いた。

仮に僕がそのような学生にアドバイスを求められても、学校を続けるべきだと助言していたと思う。たとえ起業するにしても、大抵のスタートアップは学術誌に乗るような技術的アイディアが元になっており(ex:Google, Cisco, Spotifyの初期の通信プロトコル…)、アカデミアの基礎がないと、運よくものすごく成功しても、西麻布で飲み歩く程度の会社ほどしかないと目に見えているためだ。(しかも、営業力ゲームのSaaSに落ち着きやすく、とても世界を変えるプロダクトとは言い難い)。


稲見教授と田中社長に、年収2000万円もらえるならいいかもね(笑)と冗談半分で言われたので、そして僕は単純なので、少なくとも今年2000万円稼げばノルマクリアと言えるかな、と勝手に設定している。

今の業務内容は何かと問われると、読書とちょっとした社内改善のシステム構築である。別の事業部のDXをちょっぴりやりつつ、(驚くべきことに)あとは読書している。代表と年齢も近いこともあり、僕のことを気にかけてもらっており(?)、人生で一番本を読ませてもらっている。とてもありがたい環境である。

そして、代表とも話し、僕の今年の目標が決まった。まだweb上には公開しないけど、一部の身内にはその計画の一部を話していて、概ね否定的な意見を受ける(ということはチャンスでもある)。今の僕の状況から言えば、とてもエキサイティングな体験であり、今年の42Tokyoの同級生との忘年会がすでに楽しみなほど、今年僕が成し得ることにとても興奮している。少なくとも学術領域ではないけれど、今年と来年はビジネス領域に注力し、僕の家族に数年間の経済的な心配をしなくて済むように、そして自分自身の人生により多くのレバレッジをかけるために、資金を集めようと考えている。

今年に入ってから、僕の友達は知っているだけで4人が起業し、3人が結婚し、2人が出産した。ライフステージの移り変わりに思いを馳せつつ、震災から半年という時間の速さからも、人生の短さについて(セネカ)考える日もしばしばである。

※ここから先はプライベートな内容ですので、炎上リスクを避けるために有料となっております。ご了承ください。

6月に行ったイベント・会った人たち

ここから先は

1,992字 / 9画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?