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こんにゃく寿司プロトタイプ

 美味しかったのでメモ。また作る。

作ったきっかけ

知ったきっかけ

 ツイッターでバズってて知った。見た目はお稲荷さんに似ている。お稲荷さんの皮がこんにゃくでできている感じ。

 この強烈なビジュアルに惹かれて調べたら、高知発祥の食べ物で、なんでも田舎寿司の一翼とのこと。

田舎ずし 高知県 | うちの郷土料理:農林水産省

 

美味しそう

 バズっていたツイートによると、酢飯には柚子を絞り、外側のこんにゃくは出汁と酒しょうゆみりんで煮て、粗熱を取ってドッキングさせるらしい。そんなん絶対美味しいやん。ゆずもこんにゃくも煮物も大好き。というわけで作ることになった。
 夫の好みに適合する自信がなかったのでとりあえず最小ロットで作ることとした。それでも12貫できちゃうけど……。


作ってみた感想

材料

 材料不足でけっこうアレンジしちゃった;;

・出汁汁
あごだし+白だしで代用。家のだしの素が切れていたので……(まさかすぎる)

・柚子のしぼり汁+塩
柚子胡椒+酢で代用。柚子が高かったし、柚子の香りと酸味に塩っ気があればいいかなと思って……。

・生姜みじん切り
当然のようにチューブで代用。


 美味しい!! 玉こんにゃくをおかずにごはんを食べているような、馴染みのある味。こんにゃくとごはんに一体感があるのと、柚子が効いているのがポイント。


作るコツ・反省

①こんにゃくは3枚おろしが良い
 元ツイートにもあるけれど、私もこんにゃくは薄ければ薄いほうがいいと思った。こんにゃくとごはんの一体感が特長なのでね。
 3枚におろしたこんにゃくに更にスリット入れてポケット作るのは難しそうに見えるけど、やってみたら意外とできる。まず切っ先で軽く切り込みを入れて入口のガイドを作る。その後、包丁を入口中央に刺す→手前に引く→こんにゃくの上下辺を返す→再び包丁を入口中央に刺す→手前に引く、この手順でスリット作成するとやりやすい。
 綴じ代は各辺5mm程度が理想。今回は長すぎた。次回は頑張る。

②塩もみをする
 何より大事なことはこんにゃくにしっかりと味をつけることだと思った。そりゃもう、おかずになるくらいしっかりと味をつけるのが良い。というわけで、こんにゃくに調味液をしみ込ませる下準備と考えると、たとえあく抜き不要のこんにゃくを買っても塩もみはやったほうがいい。粗めの塩で揉んで表面に細かい傷をつけることで味含みがよくなる。あとごはんを詰めやすくなる気がする。

③煮たあと冷ます
 これも味含みをよくする儀式。私は5時間くらい放置した。いい感じに味がしみた。ここでこんにゃくに塩気がつかないと、食べるときに醤油などをつけることになってしまう。

④ごはんを詰める際は指でこんにゃくスリットの角を広げる
 まずこんにゃくの中を広げる。次に、詰める量の1/3の量のごはんを取り、両サイドに詰める。最後に真ん中を詰めたら完成。

⑤お皿にクッキングシートを敷いておく
 米のくっつき防止のため。出来上がったこんにゃく寿司をお皿に盛っていく際、そのまま伏せて置くと皿と米がくっつくため、あらかじめ皿にクッキングシートを敷いておくとよい。もしくは米が上にくるように盛る(その場合はこんにゃく寿司の姿勢が不安定になるのでタッパー的な容器に立てて詰めていく必要がある)。

おわり

 美味しかったので年明けにまた作りたいな。その頃には柚子も安くなるだろうし。


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