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#35 ハジキ地獄・脱兎②/「ましろのおと」6話、六段・じょんから節とは?【津軽三味線・練習記録】

脱兎の中盤を練習しました!


短い時間でこんなにハジキを使うの初めて!

深爪ぎみで薬指の爪の角の所が痛くなったから、

もっと爪を伸ばした方がいいのかもしれない。

あとハジき方が変なのかも、動きがでかいし。



動画0:19のフレーズの頭で2、3の糸の開放弦を弾くところは、

間違えて2の糸に当たっちゃってるみたいに聴こえてしまうな。

バシッ!と音を出して意図的に弾いてると分かるようにしたいな。


動画最後のハジキ連続が本当に苦手!

この曲の中で一番苦手部分です、

3の糸の開放弦のハジキから、2のツボのハジキに

切り替えるのがスムーズにいかないし、三連符が速い。


ハジキの音をしっかり出さなきゃと意識してるせいで、

力任せになってるからかな。リラックスして弾いて、

なおかつ、ハジキの音をハッキリ出すって、

まだまだ自分にはムズすぎる!


ちょうど、YouTubeのチャンネル「青森PR居酒屋りんごの花」の

動画でハジキの話をしてました。

やっぱハジキはみんな悩むところだなぁ。


指導している方は、三味線奏者の山中裕史さんで、

2019年の東京のコンクールで優勝されてる方です!


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無題

「ましろのおと」6話を見ました!

1クールなのにOPが変わるんですね、すごいな。

内容の方の正直な感想ですが、


三味線を始めて数か月であんな上手い

「新節」を弾かれてたまるかい!


という気持ちになっちゃいました。

前回の「六段」に関しては8日間で習得してるんですよね。ほぼ一週間。

これが初心者が六段を始めて一週間の

リアルな演奏じゃい!


まぁ、リアルすぎても面白くないし、

そこはアニメなんでしょうがないか。


コミックでは「じょんから節」や「六段」の説明が、

もう少し細かく入っています。

ひとくちに「じょんがら節」と言っても、その節はいくつもある。時代によりそのテンポと奏法は変わり、「旧節」「中節」「新節」と分けられる。「旧節」「中節」はリズムがはっきりしており、テンポは遅い。「中節」の後に「新旧節」が生まれ、それを派手にしていったのが「新節」である。「新節」の音は一番複雑であり、ゆえに難しいものを追求していく。一般的に「じょんがら曲弾き」と言えばこれを指す。初代・木田林松栄の弟子、小山貢翁が楽譜におこしたのが「六段」。今では「じょんがら」の基礎曲とされている。
「じょんがら節・新節」テンポ・節回しとも制約が少なく、自由気ままに弾けるので奏者のオリジナルな感性・技術を生かせる。津軽じょんがら節の中でも、最もアップテンポなリズムで洋楽のロックに近い。

「新節」は流派によって結構違うけど、

「六段」はほぼ一緒なので、合奏でよく使われます。

東京オリンピックのプレゼンテーションでも使われてました。


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あと、津軽三味線の歴史について、

三味線屋の大俵ヒロシが話してました。

津軽三味線の歴史は「津軽三味線まんだら」「まるごと三味線の本」

という本を持っているので、何度か詳しく学ぼうとしてるんだけど、

積ん読状態になってしまってる。。。


もともと買った理由も、三味線をはじめたときに、

有名な奏者を知らないから、奏者の一覧表とか

系譜を見たかったからなので。

いつかちゃんと読まなければ!

無題