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まだまだ、新しい事を受け入れられないようだ。

何回目かは忘れたが、また転職した。そこは置いとく。


雇用契約書一式が送られてきて、暇に飽かせてじっくり読んでみたら・・・、副業の禁止や、会社に無断で他企業の役員になるのも禁止だと書いてある。


「まだまだ、昭和なんだな・・・。」と思った。


多分、こんなルールを無視して副業したり、下手すりゃ、自分で会社持ってる人もいるだろうこの世の中で、今でも形骸化した「副業禁止」などを就業規則に盛り込むのはどうなんだろうと思う。

加えて、昨今はコロナ等の感染症や、地球温暖化の影響だと思われる異常気象が頻発するような不安定な状況下で、企業側は本当に従業員を満足させられるだけの給料や手当を払い続けられるのだろうか?

実際、平均給与所得は年々減ってきている様だ。👇


加えて、経団連から、終身雇用は難しいとも言いだしている。


要するに、企業側は、「もう従業員に満足な給与を払えない。」と言っているようなもんだ。なのに、「副業するな‼︎」と言う。

多分に、人質手法か何かで、「お前、金欲しいんだろ?」「だったら、俺の言う事聞けよ!!」と言いたいんだろうか?

要するに、従業員に逆らわれないようにしたいのだ。
確かに事業は多くの人が協力しなければ上手くいかない。
その手段として、カネを使おうと言うのだ。

正直、それくらいで言う事聞く人なんか大した仕事しそうにないし、会社としても今後大きく成長しないような気がする。

これからの組織はそんなトップダウンより、フラットが大切なワードなんだと思う。

芸能人でもそんな感じのグループが結構いるらしいよね。
誰がリーダーとかじゃなくて、各々ができることを進んでする感じの。
「僕、これ得意だから、これします。」「私は、それが好きだからします。」とか、自分の個性や得意な事を主張し、進んで取り組みグループとして活動していく。
そこにリーダーらしき人は不要だ。

そう、メンバーシップ型雇用よりジョブ型雇用みたいものだ。
流れの早い今の時代、その方が世の中のニーズや従業員のニーズを汲み取り易く、チャンスを活かし易いとも思う。
それを先取りするように、従業員を個人事業主として雇っている企業も出てきている様だ。

メンバーシップ型雇用とジョブ型雇用、一概にどちらが優れてるかどうかを判断するのは難しいが、前述したように時代の変化が早い事や、人口が少なくなることを考えると、今までのビジネスモデルや、雇用慣行は通用しなくなるだろう。

だから、雇用契約書に「副業の禁止や、会社に無断で他企業の役員になるのも禁止」なんて書くのは有り得ない。

働く気がある人をどんどん取り入れ、辞めたい人はどんどん辞めてもらえばいい。
それに、たかが30分くらいの面接や書類審査で、その人の人となりを判断はできないしね。

とにかく、時代の変化は速い。就業規則も早く見直すべきだ。




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