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虫の知らせを上手く使えば、幸せで居続けられるはず(2)

以前に、

上記のような記事を書いた。それから、いろいろ思ったので書いてみる。


虫の知らせを上手く使えば、幸せで居続けられるはず。

・・・何だけど、そもそも幸せって何?
金持ちになる事?
家族が増える事?
有名になる事?

それらになれて本当に「最高」か?

人によっては、上記のようになれれば、「最高じゃないか。」と言い張る人も当然いるが、中には「いや、私は独り静かに暮らせればいい。」とか、「平凡が一番ですよ。」とか言う人もいる。

幸せは、人によって違うのだが、長い人生やってきて、分かったのは、自分がこうしたい、ああしたいを形にできれば、それだけで幸せなのだ。(実際、今、そうなんで。)


では、「虫の知らせ」って何?

虫の知らせって、直感や閃き、感じた事、思う事だと思う。
いろんな情報や選択肢がある中、なんだか知らないけど、「これが良い。」とか、「あれが良い。」とか。
宅建士なら売主から不動産価格の査定の「根拠」について説明を求められるが、その「根拠」なく「思う」、もしくは「感じる」ことが虫の知らせだ。

その根拠や裏付けのない直感を信じて、物事を実行することや体現することが上手く使うと言う事で、結果は問わない事、他人と自分を比較しない事が大切。


どういう事?


結果、痛い目を見たり、思ってもみない様なことになったりしても、躊躇して、時間だけが過ぎていくより、もしくは何もせずにいるよりは良いと思うことが大切。

「こうやったら儲かりますよ。」「モテますよ。」「幸福になれます。」って、いろんな情報に振り回されて、消耗するより、自分の感覚や思っている些細な事に意識を向けてそれを実行、体現し積み上げるしか、人は幸せにはなれない。
と、個人的に思う。なかなか難しいけど・・・。

それは、例えば、尿意とか便意みたいなものだと思っていて、尿意とか便意とかを感じた時、やっぱりトイレに行きたいでしょ?
トイレ行って「スッキリ」したい!
下手に我慢すると苦しい。
そんな感じだと思う。思ったり、感じているなら、早く出し切って「スッキリ」したほうが心身には良い。

また、世の中に溢れている甘い誘惑の言葉の裏には、必ず騙しとか、噓とか、罠が隠されていることが多いので気を付けねばならない。

若いうちは、そういう事が分からないから、いろんな情報に振り回されると思うが、ある程度、年齢を重ねたなら、より具体的に自分の内側を知り、それを体現できる力を身に着けるべきだ。

幸せとは人と比較して、優劣を競う物でなく、自分の内にある思いや考えを表現、体現することで得られるのだから。

もし、何も思う事、感じることが無いなら、どうするか?
その時は、ボーっとしてればいい。
下手に人の基準や情報で動いていっても「労多くして、益少なし。」だ。


そういうことを、教える人や教育機関があれば、多くの人がもっと自分らしく生きられ、幸せになれるんじゃないかと思う。


行蔵豈亦人に関せんや

勝海舟の詩に上記の様な言葉がある。意味は、「自分の行動を人がどう取ろうと関係ない。」

人にどう思われようと、自分が思ったことや感じた事を素直にすれば幸せになれる。


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