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じぇねれーしょん ぎゃっぷ


母と話していて、「今の派遣の仕事も、もう辞めるって言ったんだ。」と、サラッと言ったら、「なんで?」「更新無いの?」「期限切れるまで待ってみたら?」と、説教じみた事を言われた。

やっぱり、そういう時代の人なんだなと改めて認識。



両親ともによく働く人だった。

休みの日も家の事や、仕事に関する事(父は趣味の事)も一所懸命していて、子供ながらに、「ようやるわ。」と思っていた。


それから、時間が経って、自分も働くようになり、両親のように頑張ってみたら、メンタルやられたり、体調を崩した。
それからは、自分の出来る事だけしていこうと思い、今に至っている。

僕の出来ることは無理しなくてもできる事なので、そんなに無い。だから、仕事もすぐ辞めちゃうんだよね。


ま、そんな僕を両親が見れば、そう言いたくなるのも分かる。
「もっと頑張れよ。」って。


が、僕は思うのだけれど、両親のように無理難題を吹っ掛けられても、我慢して続ける人が多いから、「安い給料で長時間労働を強いられるんじゃないのか?」と。
もっと言えば、働き方改革や、DXが進まないのも、労働者側が何も言わないから進まないんじゃないのかと。


はっきり言えば、労働者側ももっと賢くなって、もっと言いたい事言えば良いじゃん。

「こんな、労働受け入れられない。」って。



でも、そんなことを言えば、仕事がしにくくなるのが日本だ。

下記、リンク参照


「日本株式会社」(注:日本の会社の事)は「ジョブ型雇用ではなく、メンバーシップ型雇用だ」と最近よく言われるようになった。
メンバーシップ型では、メンバーシップの大本の組織の維持が最大の目的であるから、メンバーとして受け入れるかどうかは「候補者が心底からその目的を共有しているか」によって判断される。

だから、今までのやり方を変えるような提案や意見をすると、

「きみはまだ、うちの会社のことがわかっていないな。会社のことを第一に考えろ」と言って、否定するのである。

だから、安い給料や長時間残業が変わらないのだ。


でも、これからは人が減る可能性が大きい。



今、人の確保は結構大変だ。
求人を出しても、なかなか応募が無い。
せっかく採用したのに何年もせずに退職されることも多い。
経営が難しく大手企業でも、正社員比率は低い。

でも、事業存続のためには人手がいる。
そのためには人の補充をしなければいけない。
だから、頑張っている。


どういうことかと言うと、代わりの人がいない。ちょっと前までは、嫌なら辞めろって、言えたんだよ、企業側が。
でも、今、そんな事言って、本当に辞められたら、変わりが見つからないんだよね。

そう言う事を労働者も分かっていた方が良い。


だから、ちょっとくらい自分の考えを出した方が良いのだ。


でも、両親の世代はそんなことが分からない。「「無理な事言われても、はい、分かりました。」って言っとき。」と助言されました。


そこで、「はい、分かりました。」と言ってみたが、そんな気はサラサラない。


今年も、転職道まっしぐら。僕はどこに行こうと言うのだろう?


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