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死者を器として背嚢にする

南方戦線で飢餓から原住民の村を襲撃して捕らえられた兵士が寄生虫を植え付けられてそのまま身体の中身を食われヒトの抜け殻のようなものに変わり果てるがそれはその村の守り神として生まれ変わる作業でもありある種の即神仏のようなものだったのだ。

その村は2000年の昔から存続する村であり外敵から村を守る為に襲撃者をこの様なカタチで神にしてなかば見せしめのようにして襲撃を防いでいたのだ。

戦争が終結してかつての戦友が村に入りこの亡骸を返してもらったのだがそれはもうただの器でありその中に戦時は食べる事が出来なかった食物を詰めて背嚢として故国に持ち帰ったのだ。


総本皮性
リュックサックとして使えるように作られています。
おそらく人類史上初めての実用性のある即神仏型のリュックではないかと思います。
2013年1月29日から2月11日まで初台Zaroffにて展示販売されます。

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