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拘縮の話―基本の基本

介護現場にいると、全身がカチカチの人を見かけることがあると思います。
そんな関節が固まった状態を「拘縮」と言います。
関節が固まることで、おむつであったり、着替えなどの日常生活動作の難易度が上がってしまいます。





無理に動かすことは、骨折などの怪我になります。
このため、どうやって関節を動かしてみてよいのか思っている人も多いと思います。





このための拘縮ケアの基本から、特徴や種類・原因、NGケア、ポジショニングのポイントを見ていきたいと思います。





拘縮は寝たきりによって筋肉が縮んだり、病気によって身体の動きが制限される事によって、関節を動かしいにくくなる上体のことを指しています。





正式には「関節拘縮」と言います。
これを病理的に見ると、関節包(かんせつぼう”関節を包んでいる袋状のもの”)、靭帯、筋肉、皮下組織などの軟部組織に変化が起きることで、関節の可動域(動かせる範囲)に制限が掛かっているのです。





現場でよく見る拘縮の種類は、「筋性拘縮」「神経性拘縮」となります。
「筋性拘縮」は寝たきりで膝や肘など全身の関節が固まっている人です。
「神経性拘縮」は、麻痺側の関節が固まっている片麻痺の人です。





見たことがない場合やどういうものなのか、と言う人もいると思います。
拘縮のタイプは知っておいて損はしないと思います。
拘縮ケアを行う上で大事なことです。





それは拘縮のタイプでケアの方法が考えるのです。

介護歴が約10年くらいの者です。これからの介護の未来とビジネスモデルについて色々思いあぐねています。介護の未来が明るものになるようにしていきたいと思っています。