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令和6年12月2日健康保険証廃止明日にも閣議決定って…。

ニュースウォッチ9は、NHKの番組のなかでもとりわけ気が滅入ることこの上ないので普段はこの時間にテレビをつけないことにしている。
精神衛生上非常によろしくないのだ。
いや、ほんとうに。
有害なのだ。
効果音や映像、言葉を駆使し、不安を掻き立てるような作り方をしていると、かれこれ4年前からはっきり認識した。
なのに今日はうっかり9時過ぎてもテレビをつけたままにしてしまった。
そうしたら聞こえてきたのがこれだ。
どうして批判もなにもせずに御触れの掲示板・アナウンスだけするかなあ?
受信料をカツアゲしながら単なる政府広報とはあまりに厚顔。まことにあきれ、おそれいる。

閣議決定に次ぐ閣議決定、国会議員はどうして意義をとなえないかな?
怒って当然だと思うけど。
国会が茶番だから?
事前に提出した質問に対して、官僚に作文してもらった答弁を読み上げる、読み上げ合戦だから?
国会中継を見てると私には戦名乗りにしか聞こえないもんね最近。

国民もどうして政治に怒らない?
物分かりがよすぎ、おとなしすぎないか?
無力感か?


マイナ保険証、この10月の時点で利用率わずか4.5%とか言ってたような気がする。
消極的に国民は、警戒心を持ち異議を表明しているように思えるが。


一方で、現行の健康保険証への信頼感は絶大なものがある。ときに、医療費が安く済む魔法のカードと錯覚されているようなこともある(実際は、どの保険者に対して保険料を納めているかの証明書なのだが)。

今の制度を壊してしまってから、昔のほうが良かったと嘆いても取り戻せないことは、日本社会は既に郵便事業で経験済みだ。郵便事業は、昭和50年代と比較してもサービスは著しく低下しているにもかかわらず大幅な値上げを計画している。サービス低下✕対価上昇で、実質の値上げは何倍に換算されるだろうか。

水道事業も、安易に民営化されてしまい、これからどうなるのか。

生活に必須のインフラが剥ぎ取られることになり、国家を守る外濠を埋めてはいないか。


令和5年12月21日記す。

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