「香炉峰の雪いかならむ」。まさに名場面なのだけど…。部分的には凝って作りこまれた大河ドラマだけに却って危うさを感じる。主上や中宮、上達部が直接庭に降りるのではなく、宮中に仕える童たちに庭で雪遊びをさせて、その遊ぶ童の様子をも雪景色として室内から眺めて愉しむ、ではないのだろうか。
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