走る？走らない？
このnoteは、教育のためのTOC Advent Calendar 2022 の12/5の記事です。
去年の Advent Calendar の記事を書いた後、「今年は2週間に一度のペースでnoteを書くぞ💪」と新年の抱負を抱いたのですが、ひとつも書かないまま今日を迎えました。なんてこったい。
この記事だって、新年の時点で、「まずはこれを書いておこう。今年このクラウドに変化が生じたら、それもネタになる。そうしたらもう一度書こう。」と考えていたものなのに。とほほ。
予想通り、クラウドに変化があったので、順を追って書いていこうと思います。
「走る」って？
子どもが入園した保育園には、保護者と卒園児がチームを組んで、駅伝大会に出るイベントがあります。
もちろん、自由参加です。
毎年催されていたその大会は、ガチのクラブチームから気楽なお仲間チームまでが参加する、「草駅伝」大会。
一区2km〜5km程度の全7区で、繰り上げスタートなし。
初心者集団でも走りきれるのが魅力です。
私が手を挙げたのも、「みんなでワイワイやっているのが楽しそう」だったからです。
とはいえ、自らの意思で走ることなど考えられなかった私がkm単位で走るのは、高校時代以来のことでした。
初めて出場した年は、練習のたびに、「何で出るって言っちゃったんだろう…」と、後悔したものでした。
しかし、汗をかく気持ちよさ、走り切った時の達成感、練習するほどに向上する記録、…
そんなこんなの魅力が見えてきて、毎年参加するようになったのでした。
最初のクラウド
2018年、教育のためのTOC（TOCfE）の認定プログラムを受けたこの年、私は初めてアンカー（5.3km）を担当することになりました。
ランニングウォッチも手に入れて、日々の練習の記録をふりかえって見ることができるようになっていました。
もっと速く走りたい、そう思っていました。
そんなある朝、目覚めると、雨が降っていました。
走る練習はしたい。でも、濡れて風邪をひいたら、走れなくなっちゃう。
走る？走らない？
私は迷い、脳内でクラウドを描きました。
結局のところ、速く走れるようになりたいんだから…
考えた末、家の中でスクワット等のトレーニングを行いました。
他の日も、天気が悪いときは家の中で主に腿を鍛えるトレーニングをするようになり、走るときにはその成果も実感することができました。
本番も、自分史上最速の記録を出すことができました。
ふたつ目のクラウド
時は流れて2021年。コロナ禍が続いていました。
前年は、駅伝大会も中止。
今年も大会は無いかな…と思いつつ、在宅勤務が増えて運動不足になっていた私は、時間を見つけて走っていました。
同じ「走る」でも、最終的には健康に暮らすということが大事になっていたのです。
ところで、この年の初めに、ClubhouseというSNSが登場しました。
私は2週間に一度、土曜の朝に、TOCfEの仲間とルームを開いていました。
ルームを開いていたある朝、全国的に雨が降っていました。
そんな中、外をウォーキングしながら参加してくれた方がいました。
よく雨の中を歩きますねと驚いたら、
「雨だからって休むと、続けられなくなっちゃうから」
という旨のことをおっしゃっていました。
なるほど、それって今の私にも言えることだよね。
私は脳内クラウドを更新しました。
その後は、あんまりザーザー降りの時は別ですが、多少の雨なら走りに出るようになりました。
みっつ目のクラウド
そして今年、2022年。
駅伝大会の中止が続き、その間にかつての駅伝仲間はどんどん卒園してしまっていました。
それでも園長の呼びかけで新しい仲間が集まり、半分以上は初出場というメンバーで、駅伝に取り組むことになりました。
私も今年度で末っ子が卒園、現役保護者として最後の駅伝大会となります。
新しいメンバーの皆さんと交流を深め、その上で楽しんでもらいたい。
大会に向けては、それがいちばんの目標でしたが、個人としては、「今」の全力で、悔いの無い走りをしたいと思っていました。
最初のクラウドを描いた4年前からは、いろんなことが変化していました。
シンプルに、年を取ったこと。体力の衰えを感じます。
子ども2人の野球で、土日も予定が入っていること。
習いごと等の送迎で、平日の夕方はてんてこまいなこと。
とにかく、空き時間ができたらラッキー！走れ！！
雨？ 走ってるうちに熱くなるから大丈夫！
たくましくもなっていました。
クラウドを描いてはみたけど、迷ったことはほとんどありませんでした。
時間があるなら、「走る」一択。
クラウドをふりかえって
同じ行動に関するクラウドでも、最終的な目標によって、また、その時の自分の状態・経験等によって、行動の選択が変わってくるもんだなぁと思いました。
今後は、ふたつ目のクラウドを思い描くことが多くなるかもしれません。
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