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この投稿をネタに投稿する話

TOC for Education 駅伝 Advent Calendar 2020 の20日目の記事です。
※TOC for Educationって何?については、アドベントカレンダーの方を見てみてくださいね。

1. きっかけ〜ダブルアドベントカレンダー〜

11月。 社内のアドベントカレンダー企画が盛り上がろうとしていました。あらかじめカレンダーに名前とテーマを登録し、バトンを渡しながらコラムを投稿していく、というものです。
何か書けるだろうと、テーマ未定でとりあえず登録しました。

12月。 TOCfEのアドベントカレンダー企画に出会いました。 12/9のヤマ(仕事的なものです)を超えた日に設定すれば良いし、これはいっちょ、乗っておこう!と、登録しました。

アドベント期間が始まって、皆さんの投稿を楽しく拝見していました。
そして、仕事的なヤマは超えたものの、小学校のPTA作業、子の野球関係の雑務に、思った以上に時間を割いてしまいました。
TOCfEの投稿は12/20。会社の投稿は12/22。
あっと言う間に1週間前になりました。

2. ネタ見っけ

ヤバい…ヤバいよ… まだ、どっちのテーマも決めてないよ…
そんな状況でも、飲み会やらミーティングの類には参加してしまう私。
12/13の夜には、「心理的安全性」を実践する人たちのミーティングに参加していました。(「心理的安全性」そのものについては、ここでは触れないでおきます。)

今年の夏、職場で活かせないかと、心理的安全性を学ぶワークショップを受講しました。そのワークショップの歴代の修了生たちが集まり、実践を共有したり、「インプロ」と呼ばれるワークをやってみたりする場があるのです。その場自体が心理的に安全で、気持ちが上向く場です。

「インプロ」は、「インプロヴィゼーション」の略です。「即興」という意味ですが、ここで言う「インプロ」は、2人以上で行い、相手・仲間の言動に対して柔軟に反応し、ストーリーを作っていくもので、何百種類ものやり方が「インプロ・ゲーム」という形式にまとめられています。新しいインプロ・ゲームもどんどん考案されています。近年、教育や企業の研修でも、取り入れられているものです。

私はもともとは、心理的安全性というより、創造性を刺激する方法としてのインプロに興味を持っていて、職場でやってみたいと考えていました。
他の方の実践を聞いているうちに、私は、自分が職場にインプロを持ち込むことを躊躇していると認識しました。

なぜ?

…って、やーん、これTOCfEの投稿のネタにできるじゃん!←前向き

3. 躊躇するロジック・ブランチ

ということで、ブランチを書いてみました。

スクリーンショット 2020-12-20 21.58.27

最初は黄色い付箋だけでしたが、その後「なぜならば」のピンクの付箋も追加しました。

私は、自分が良いと思っているインプロでも、「自分で」うまく説明できないから、その良さをわかってもらえるのか、自信がない。
良さをわかってもらえなくて、誰も誘いに乗ってくれなかったら寂しい。

インプロの効能(?)は多岐に渡っていて、ぱっと思いつくところを並べても、これくらいあります。

スクリーンショット 2020-12-20 21.58.59

心理的安全性や創造性を高める、というのが、インプロに興味を持ってもらおうとする時の謳い文句になりそうなものだけど、それは結果的にそうなるのであって、私がインプロに魅力を感じているのは、それだけじゃないんだよなぁ。
お題や他の人の振りに対して一所懸命考えているときの、いつもとは違う脳の部位を使っている感じとか。キャッチボールがだんだん高度になりつつ続いたり、それが失敗して止まっても笑って祝福したりとか。
インプロに関する書籍を読むと、インプロの意義はもっと深く掘り下げられていて、私はまだその全体像を理解してはいないけど。

私は、職場の人たちにインプロの良さを伝えて、やってみて、これはいいね!となれば良いなぁと考えていました。そして興味を持ってもらうためには、インプロの良さを、きちんと系統立てて伝える必要があると考えていました。

でも、待てよ。
「インプロっていう面白いものがあるよ」くらいの情報で、私のフックにはインプロがひっかかった。ちょっとした話題出しでも、興味を持ってくれる人が、他にもいるんじゃないだろうか。
そもそも、自分(と、インプロの存在を教えてくれた先輩)だけがインプロを知っているような気になっているけど、本当にそうなんだろうか。説明しなくても、聞いたことある、知ってる、気になってる、という人が、いるかもしれない。
イチから説明しなくても、とりあえず、「知ってる人いますか?」「やってみませんか?」と聞いてみて、仲間ができたらもうけもん。一緒に学んでいけば良いのでは。水色の付箋を追加しました。

「最初からインプロの良さをわかってもらう必要はない」と思うと、「誰も乗ってくれなかったら寂しい」という気持ちも薄れていきました。
とりあえず聞いてみるだけなら、反応が無くても、「みんな興味が無いか、知らないんだな」と受け止めることができます。「一所懸命伝えたのに伝わらない」というのが寂しいんだな。

4. ふりかえり

ブランチを書いてみて思ったのは、職場でインプロをやりたいなと思った時に、

まずはATT書いてみれば良かったんじゃない?

ということです。
そしたら「とりあえず呼びかけてみる」というのが中間目標になってたんじゃないかな。


そんなわけで、2日後には会社のアドベントカレンダーの投稿日がやってくるわけですよ。

おかげさまで、ネタは決まりました👏
「インプロ知ってる人いますか?」「やってみませんか?」と呼びかけてみること!

#アドベントカレンダー
#TOCfE
#教育のためのTOC

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