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育児のバランス

いやー、最近本当に子供達が難しい。

息子が5月で4歳、娘が6月で6歳になった。

息子は2歳のイヤイヤ期それほどでも無く、男子って単純~という感じで育ててきたのだが、4歳になって自我が爆発。パワーもあるし、主張がもう、凄い。
娘も娘で、「箸が転がっても笑う年頃」とはこういうことか。この表現ってもっと思春期のこと言うんじゃなかったっけ。とにかく食事やら保育所へ持っていく荷物の準備やら、サクサクやってから遊んで欲しいのだが、もう色んな楽しいことが目に入りすぎて何にでも時間がかかりまくる。

子供達がそれぞれ生まれたばかりの時には、家の近くの子育て支援センターに週3〜4日も通って、そこのスタッフの方々にとてもお世話になった。店の片付けをしていたら、そこでよく会っていたお母さんがやってきて偶然再会したのが先週。楽しい雰囲気で好きな人だったし、色々話していたらお互いの希望が一致し、お店を手伝ってもらうことになり数年ぶりに子供達の様子なんかも話しながら色々考えることができた。

彼女は、元々小学校の先生をしていて、今は不登校児の支援を仕事にしている。「不登校児の支援」って、私はてっきり他の子と比べて勉強が遅れない為に行く塾みたいなもんかと思っていたら、みんなで集まって畑で遊んだり、土鍋でごはんを炊いておにぎり作って食べたりしているらしい。
そして、学校が嫌なのか、お母さんが楽しそう過ぎるのかは私の聞いた話だけじゃわからないけど、彼女の息子もよく学校を休んでいる、と。

その話を聞いて、小学校が好きじゃなかった私は「そりゃそうだよなぁーーー」と思った。これどのくらいの人に共感してもらえるんだろう?

小学校、好きでしたか?

友達と遊ぶか、給食か、くらいしか楽しみないと思うんだけど。なんかどっちもそこそこだった私は「学校が好き!楽しい!」と思ったことはほとんど無かったような気がする。

で、ですよ。
来年は娘が小学生になる。
楽しく通うのか、楽しくなくてもまぁとりあえず行ってくれれば親としては楽か。

小学校の先生をしていた事もある彼女と色々話して思ったのは、もしも子供が「学校に行きたくない」と言った時、それも尊重されるべきその子の感情だよなぁ、ということ。
だって私もやりたくないこと我慢できないし、それを毎日なんて、それも大人よりもずっと濃厚な子供の時間の中で半日以上なんて。

でもそれを尊重してあげられるのも、親に色々な余裕が無いと。
母親としては、気持ちに余裕がないと、絶対に受け止めてあげられない。

そうそう、私の前職は休みにくい職場だったので、もし子供が学校に行きたくないと言い出しても、「もういいから学校行きなさい!」とか「お母さん仕事行くからしょうがないでしょ!」とか言ってしまいそうで、それが嫌だったのでそうなる前に会社を辞めようと思ったんだった。

お店の仕事は本当に楽しくて、先月息子が体調を崩した時も休むの嫌だったけど(それでも最少限に抑えられたのは夫のおかげ)、そうそう、子供の為に、余裕は持っておかないとダメだよなぁと。

そんなことを思い出した今日でした。

でも小学校、なんとなくフツーに毎日通ってくれたら、楽だよなぁーーーーーーー

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