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なにかを達成しても、満足できない理由の一考察。

いつも何かを達成しても、心から満足するのって、ほんの一瞬。

その後は、再び自分に欠けている能力のピース(欠片)を埋めようと、また新しい目標に飛びつき、それに向かって進む。

そうやって、不完全である自分のピースを埋めて、埋めて、埋めて・・・いずれは満足出来る自分になれると信じていました。

しかし・・・、待てども待てども、全然埋まらない---(汗!涙!)

「そのままだと、君は幸せにはなれないよ。」

と言われた言葉がグサッと突き刺さり、「そうかも・・・私はいつからこんなに幸福を感じられない人間に落ちぶれてしまったのだろう?」と思い始めました。

端から見ると、私の人生は決して悪くはないようです。ただ、人がどう自分を思おうと、大切なのは本人がどう感じるか?です。

「いくら稼いでも、いくら貯金があっても満たされない、ってことと同じだと思うよ。」

この言葉で目が覚めました。

「ああ・・・そういうことか。未完成のピース(欠片)なんて、どうやっても外からは埋められないんだ。。問題は、自分自身の中にあったんだね。」

自分の中にある想いを全く見ずに、外にピース(欠片)を探していた私。

そもそも、「未完成のピース(欠片)を見つける」=「完成形でなければならない」という考え方が間違っていた!!大間違いだった!!

自分には、何かが欠けているから、補わなければならないと感じていたのは、私だけだったのです。

だから、結局目標を達成しても、自分が未完成で、どこかに穴が空いている状態だから、目標を達成したときの達成感というものは、その穴からスーッと抜けていっちゃうんでしょうね。

もちろん、仕事や生きてく上で、何かを習得し前向きに学んでいく姿勢はとても大切です。

でも、そうではなく、欠乏感から来る目標というのは、さほどプラスには働かないんです。

その目標について、「真に自分にとってやりたいことなのか?必要なことなのか?」という心の声と向き合おうとせず、「やらないとならない、やるべきなんだ」というマインドが勝ってしまう。

もし、すでに着手しているのならば、ちょっと立ち止まってもらいたいと思います。

たぶん、瞬間的な満足感や充実感は得られるかも知れない。

これを達成すれば、明るい未来が待っている。そう思い込みたい。

でも、達成した先に待つのは、刹那の充実感と満足感。

その後はまたフッと寂しさを感じ、寂しさを埋めるためのピース探しを初めてしまう。

だから、自分自身が、何を欲して、何が必要か?っていうことを受け入れて理解してからじゃないと、その先が苦しくなる可能性があると言うことです。

私がそうでした。

前提が、自分は未完成・不完全であるということになってしまっているのであれば、今すぐにその考え方は手放しましょう。

自分は、今のままで十分なんですよ。まず、それを受け入れてあげて下さい。

その上で、伸ばしたいスキル、学びたいこと、仕事で必要なこと、というものに向き合い実行に移すだけで、人生に対する満足感がグッと高まります。

つまり、ここで言いたいことは、自分の不完全なパーツを外で求めるのではなく、まずは自分自身の内側から満たされることです。


一人一人が、心から幸せと思える人生を歩んで欲しいと思います。

Emi


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