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ある日の理事会日記(EP3)            ~平均以下の修繕積立金②~

孤軍奮闘
理事会はだいたい二か月に1回開催されます。
 「修繕積立金がヤバい」
 「管理費が赤字!」(ここ数年は余剰金で食いつないでる)
 「収益アップ策を!」
と毎回独りで吠えてます。

マイナス30度の世界、温暖化?
周りの理事はシーン。マイナス30度の寒さです。
早く帰りたいのに、余計な時間使うな! とか思われてるんだろうなあ。
でも毎回言い続けていると、他のメンバーから「そだね」「値上げもやむなしかな」という声が出てきました。チャンスVV

そんなんで、委員会
このまま何もしなければ数年で財政破綻は必至。そのままでいいんかい?
 ①収益事業で収入アップ
 ②支出を減らす
 ③管理費・修繕積立金を上げる
打ち手は早ければ早いほどです。管理組合の改善は理事会だけでは無理。マンション全体を巻き込んで、先ずは現状を知る、で対策を考える「委員会」を理事会に提案しました。

いきなりで、いいんかい?
「委員会の趣旨は理解できる」
「最終的には値上げもね」
「焦る気持ちも分かるが、手順を踏むことも大事」

いきなり委員会設立だと住民も戸惑うのでは、と。先ずは危機的状態であることを伝え、会話する機会を設けようとなりました。
内心は忸怩たる思いでしたが、何年も現状維持だった理事会が、数ミリ動いた、そんな気がしました。






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