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聖福寺山門屋根瓦番付解体作業始まる

令和3年6月に入り聖福寺山門屋根瓦の番付解体作業が始まりました。昔からの瓦であろう4種類の堺の刻印が入った瓦と途中で葺いたであろうキキツの刻印が入った瓦があるとの事。文化財保護としてはおそらくキキツの刻印の瓦は修復時には省かれるかと思います。設計監理者の文化財建造物保存技術協会(文建協)さんがキキツってどこ?って言っていたくらいですから。まぁサイズも間に合わせのようで違うそうですし。

屋根の隅に獅子が飾っているのですが、1つだけデザインが違うのがあった。
刻印も違うのでおそらく後付けの獅子じゃないかと。しかし全部見て阿吽にはなっていなかった。境内の地蔵堂の両脇の獅子は阿吽になっていますが屋根の獅子は違うのかな?