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秋のおわりはきらら展。〜きらら展レポート〜

いざゆかん、秋のおわりはきらら展。


人生初のきらら展に行ってきました。自分ときらら作品の思い出と、きらら展を鑑賞して思ったことのレポート兼備忘録です。

はじめに


まんがタイムきららとの出会いは、「キルミーベイベー」のアニメと単行本でした。独特の空気感のあるこの作品を、笑いながら見ていた覚えがあります。その後触れたきらら作品は「NEW GAME!」の単行本でした。空前の「NEW GAME!」ブームに乗って単行本を読んだり、アニメを見ていたものの、まんがタイムきららの本誌はまだ手を出せない状態が続いていました。

ところが、1年前ごろにふとなんのきっかけも無しに「まちカドまぞく」のアニメを一気見して衝撃を受け、あれよあれよと本誌を買いすすめ、リアタイで鑑賞するようになりました。

その後、知り合いに「スロウスタート」を布教され、しっかり「スロウスタート」の世界にはまってしまいました。ここで、「もしや自分が知らないきららの作品がほかにもっとあるのでは…?」と思い始め、面白そうな作品を探して、きららキャラットからほかの作品に手を出し始めた記憶があります。

現在は公式漫画アプリのCOMIC FUZを活用し、きらら本誌で「ぎんしお少々」や「ぬるめた」、「ななどなどなど」等の最近連載を始めた作品を中心に追っています。また、ロングランの作品としては、「ステラのまほう」や「ゆるキャン△」、「恋する小惑星」等を継続して読んでいます。

なので、比較的読んだことがあるきららの作品が新しいものが多いため、きらら展に出ている作品をあまり知らないものが多いことがあって、きらら展では、知っている作品の事を目いっぱい楽しむという目的に加えて、ほかの知らないきららの作品のことを知り、読むきっかけにするということを密かに目論んでいました。

今のきららの作品は本当に面白い作品が多いです。その今の面白い作品があるのは、長い歴史を持つまんがタイムきららの土壌があるからだと考えています。そういう意味できらら展は、知らないきららの作品に一気に触れることができるいい機会だと思います。

前置きが長くなりましたが、それではきらら展のレポートに移ります。


きらら作品ヒストリー


まんがタイムきららの歴史を振り返りつつ、きらら本誌を飾るコーナー。両側の壁面いっぱいのドキドキ☆ビジュアルは圧巻。「けいおん!」や「ひだまりスケッチ」等の名前の聞いたことのある作品はこんな昔からきららで連載してたのね…となりました。(キルミーベイベーのアニメが9年前……?)


「きらら」で輝く作品たち


80もの数に渡るきららの作品の「希望」、「夢」「勇気」「ときめき」をテーマにした描き下ろしカラー漫画とイラスト集。カラーイラストと漫画はどれもすばらしいものが多く、どんな作品なのかなと気になるものが多かったです。特に印象に残っているのは、「棺担ぎのクロ。~懐中旅話〜」、「ハナヤマタ」です。

「棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜」、に関しては、まず描き下ろし漫画一つだけ枠が真っ黒であること、夜の野営地の中できらきらとした星についてこちらに語りかけるような漫画の内容と作者コメント、カラーイラストもあって、惹きつけられるような雰囲気を持った作品だなと思いました。

https://www.amazon.co.jp/dp/B010PRQLFA/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1


「ハナヤマタ」、に関しては目に飛び込んでくるような色使いのカラーイラストと漫画に度肝を抜かれましたね… 浜弓場 双先生の作品は「おちこぼれフルーツタルト」のアニメは見ましたが、「ハナヤマタ」の漫画や「おちこぼれフルーツタルト」の漫画もとても気になります。


きらら展ショートムービー


今回のきらら展ではこの展示が一番度肝を抜かれましたね… 一回目のきらら展も二回目のきらら展もこの展示の前で数ループくらい固まってなぜか泣きそうになりながら見ていました。

内容は、ポップな音楽と共に、2018年までのきららのキャラクターが連載開始年の順に同期とわちゃわちゃしていくムービー。長く続くきららの文脈と歴史ときらめきを一分弱で摂取できるので非常にお得。

2008年組(ゆゆ式、Aチャンネル、キルミーベイベー、はるみねーしょん)強すぎない…?シャミ子×かおす先生が良すぎた…

ムービーに合わせたポップな音楽の作曲者はTREKKIE TRAXの立ち上げ人であるCARPAINTER氏。テクノやハウスといったダンスミュージックを中心に国内外様々に活動している。仮面ライダーエクゼイドの主題歌である、三浦大知の「EXCITE」の作曲を手掛けている事でも有名。作曲者によるセルフリミックスも雰囲気が違って素晴らしい。



きららファンタジアについて


きららファンタジアのポップや設定資料の紹介コーナー。ポップのキャラのセリフも聞けます。きらファンの「ステラのまほう」組の設定資料が結構小ネタ多くて面白かったですね。レッ〇ブルとか。

スペシャルコーナー

ポップときらら展のメッセージボードを紹介。ここだけ写真撮影OKでした。壁一面の直筆の落書きと並ぶ大きなポップは圧巻でした。

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最後の日曜にギリギリもう1回行けたのでボードの最後の落書きまで見ることができました。漫画家の皆様、絵が上手すぎない…?

あとがき


人生初のきらら展の感想は大満足でした。重ね重ねになりますが、ショートムービーが見ることができて良かったです。

連載が終わったり、知らない作品の良さを少しでも自発的に知ることは難しいと考えています。そういう意味で、きらら展は外的に現在や過去の知らないきららの魅力を存分に発見できるいい機会だと感じました。

現在連載が続いている作品も素晴らしい作品が多いので、次回のきらら展とこれからのきららが楽しみです。


きらら展を開催して頂いたことによる感謝の気持ちと、これからのまんがタイムきららへの期待を込めて、本レポートを締めさせて頂きます。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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