CP+に2年連続登壇するのですが、LUMIXと共にここまで歩むことになることとはと思ってなかったフォトグラファーがLUMIXについて考えること。
こんにちは。フォトグラファーの万城目瞬(@0q_xney)です。
PanasonicさんからLUMIX S5をお借りしてはや1年が経ちました。
去年に引き続き今年もLUMIXブースにてCP+に登壇させていただきます。オフライン開催からオンライン開催になってしまったので、ちょっと残念な気持ちもありますが、皆さんが面白いなーって話ができればと考えています。
この記事ではCP+の登壇内容を先に話しつつ、丁度LUMIXと出会って一年になった今、作品よりももっと抽象的な面でどうなのかをお話していきます。
LUMIXはなぜ知名度がないのか?
まずLUMIXって知名度が恐ろしいほど低いのが驚きでした。去年大阪のラーメン屋でメールチェックをしていたときにCP+の登壇依頼が来ていて、登壇!まさかのLUMIXか!と思った記憶があります。というのもLUMIXといえばGH5のイメージはあったものの、フルサイズミラーレス一眼が存在していたのも打ち合わせ時に知ったくらいです。笑
第一印象として、やはり知名度が低いというのが自分の中の正直な感想です。やはり今のフルサイズミラーレスカメラというと、Sonyが王として君臨していて、Canon、Nikonが遅れながらも追従するみたいなイメージだったからですね。
LUMIXがなんでこんなにも知名度が低いのかを分析すると、以下かなと考えられます。
・一般写真動画層に対してのLUMIXだからこの人!っていう人がいない
・写真よりも動画の強みがあるので、SNSでの投稿の絶対数が少ない
・一般に使われるよりも現場仕様感が強い
GH5も一般層が使うよりも、Youtuberが使っていたり、動画クリエイターがこぞって使ったから広まったという感じが個人的にはします。
今のフォトグラファーやビデオグラファーの多くはSNSから始める人が多いため、多くの人が使っているSonyやFujifilm、昔ながらのCanonやNikonに行くのは自明なのかなと感じますね。
インフルエンサーや露出が少ないと知名度が上がらないので、存在を知らなくても仕方がないのかなと思ってしまいます。だとしてもLUMIXは現場ではばりばり使われているブランドなので、プロユースとしては幅広い活躍をしていますよ!
カメラはいままで触ってきた中で一番良い
実際に丁度1年くらい触ってきた感想ですが、今まで使ってきたカメラの中で一番素晴らしいと言えます。私はデジタルフィルム含めて、Nikon・Canon・Sony・Sigma・Leicaと主要どころは使用しています。
その中で比べてみると、レンズが映し出す質感と、センサーとソフトウェアが作り上げる色味がベストだったんです!!
こちらの記事でも書いていますが、今まではデジタル写真は撮ったまま使うことはほぼありませんでした。
基本は撮って出しRAWは素材で現像必須というのが固定概念としてあったためです。
LUIMIXはJpeg撮って出しでもいいし、RAWデータそのままでもかなり自然な色なのでほとんど現像要らないというか、細かい部分を除けば撮って出しでよいんじゃね?という感想です。
今までの使用感や具体的なインプレッションに関しては、10ヶ月書き続けた記事をまとめたアップレグレード記事がありますので、こちらをご覧ください。
使ってみたらこんなにも写真や動画に対するイメージを変化させたカメラは後にも先にもLUMIXだけかなと思います。(Leicaは別腹)
個人的には一番おすすめできるカメラセットの一つとして、「LUMIX S5」と「LUMIX PRO S 50mm F1.4」の組み合わせを推しておきます。
CP+の登壇内容
LUMIXについてとカメラのインプレッションに触れたところで、CP+で登壇する内容を少しお話します。2022年2月27日(日)17:50~18:50に出演するので、視聴していただけたら泣いて喜びます!!
CP+で何をお話するのかをお伝えしていきます。
「SNSに基づく、これからのフォトグラファー達が目指す写真戦略とは?」というタイトルです。内容を抜粋するとこんな感じ。
・SNSフォトグラファーとは?
・SNSの特徴
・2022年以降に必要になるSNSにおける写真戦略
今までのフォトグラファーとSNS時代のフォトグラファーの共通点や違いを解説していきます。
SNSと写真という今では当たりまえになった世界を俯瞰して掘り下げていき、SNS写真ってなんなの?どうして写真を撮影してSNSに投稿するの?など馴染みがない人が気になるであろう内容を盛り込んでいます。
実はSNS写真界隈っていうのもここ2年位で様変わりしており、ただ写真を投稿してバズらせてっていう時代は終わっています。これからはただ見える数字を追うのではなく、違う数字を追っていかないといけません。
その数字というのは、本編でお伝えしますね!
最後に
LUMIXと出会った写真を撮るのがより楽しくなったし、知名度が低いからといって品質は高いし、知名度だけが正義じゃないなと感じさせられました。
皆さんも自分が使うカメラがなぜ良いのか、自分に合っているのかを言語化してみると面白いかもです。
CP+ではフォトグラファーのクリエイター観点、実業家のマーケティング視点で物事を見ていくので、新しい発見を届けられたらな思っています!是非視聴お願いします!
ではまた。
CP+の詳細は以下から!
参加しているSTILLUMIX企画は以下をご覧ください
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