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SNS写真界隈について感じていることや考えていることを出来るだけ包み隠さず吐露していき、界隈分析や攻略方法まで書いたような書いてないような雑記です。

こんにちは。万城目瞬です。

普段はパラレルワーカーで仕事をしていて、その中の一つにSNS写真界隈で仕事をしています。

少なからず色々な業界を見ていて、SNS写真界隈とはかなり特殊な界隈で、他の分野とはかなり相異なっているなーっと感じることがあります。

今回はSNS写真界隈の特徴をざらっと出してみたいと思います。

あくまで個人的な視野での雑記なので、気分を害されたらすみません。

SNS写真界隈の人のジャンル

SNS写真界隈の人のジャンルを分解すると以下かなと考えています。

・趣味で写真をやっていて、自分の写真を見てほしい人
・SNSでフォロワーを増やしたい人
・写真を仕事にしたい人
・写真を仕事にしている人

大体の人はここのどこかに分類されるのではないかなと考えています。もっとも目的なくやっている人も少なくないとは思いますが、細かいものは割愛します。

フォロワー数と仕事は結びつかない

他の界隈、例えばイラストの界隈とかだとフォロワー多い人はフォロワー数に比例するように仕事をしていることが多いと感じています。(あくまで自分の見解です)

逆に言えば、仕事で成果を出していたりするからフォロワー数が多いと言い換えてもいいかもしれません。

しかし、SNS写真界隈の場合は異なります。如何に素晴らしい仕事をしてようとフォロワー数が著しく増大することはないし、逆にフォロワー数が多いからといって仕事があるわけではありません。5万人近くのフォロワーがいても一切写真の仕事をしたことがない人も少なくありません。

他界隈で当たり前のことがSNS写真界隈では通用しないのです。ぶっちゃけいうと界隈で自慢出来る仕事も少ないですし、写真業界自体も今のフォトグラファーの供給量をさばける仕事の需要はありません。

きちんとした仕事なんてものはきまぐれでも無い限り、SNSフォトグラファーに来ることは年間通して考えるとかなり少ないんじゃないかなと。写真業界はまだまだお抱えの師弟ずっぽりだったり、リファラルでの紹介とかが多い業界で、フォロワー数が多いから仕事を頼もうとは殆どならない‥。

だからこそ、フォロワーを増やす意味は自分の中で定義しておくのがいいのかなと考えています。

個性や上手さは関係ない

SNS写真界隈では、個性や写真の上手さというのは関係ないです。

一見個性が光る写真や、技術的に上手い写真が伸びそうに思えますが、全くそんなことはありません。正直上手くも個性もない写真が伸びます。

要因としては、わかりやすさと共感という部分が大きいです。SNSというのはかなりマスなメディアで数千人、数万人に訴求することになります。

知識がないとわからないテクニックフルな写真や、アート的な要素を含んだ個性的な写真というのは、マスを対象としたコンテンツではないため、多くの人に理解されるのは難しいんですよね。

だからSNSで伸びる写真というのは自ずと決まっていて、わかりやすく共感出来るものであるということに帰着します。ここに個性や技術というのは意味を成しませんし、逆に個性や技術がありすぎる写真というのは玄人向けになってしまうということです。

ぶっちゃけると、俗に言う”エモい”写真は伸びますね。昔を思い出すノスタルジーみたいなやつとか。風景やシティスケープも伸びます。どちらもばちばちにかっこよい写真を撮る人もいますが、技術の上下ってSNS写真においてはあまり影響がないかなと。ある程度のクオリティがあれば伸び率ってほとんど変わらなそう。

嫉妬深い人が多い

SNS写真界隈にいる人のパーソナリティに目を向けていきましょう。

個人的な見解ですが、かなり嫉妬深い人が多い印象です。特に他人の成功や喜びが自分の損になると感じてしまう人がかなり多いのではないでしょうか。

嫉妬と一概に言っても、自分を鼓舞するために使う嫉妬心ならいいかもしれませんが、SNS写真界隈の場合は他者を攻撃するようなモチベーションに使われることが多いのかなと。

特に顕著なのが、プロモーション関係ですね。人がプロモーションをするのを露骨に避ける人もいますよね。人にはプロモーション案件が入ったけど、自分には案件が来ないという劣等感がそうした行動を生んでいると推測できます。

人との繋がりを一時的な感情で自ら壊していく人が多く、お互いに協力をして成功していこうという考えが巡る人が少ないのかなと思っています。これに関してはこの界隈だけではなく、日本的であるとの言えなくはない。

こうSNSフォトグラファーで長く生きながらえている人ってかなり少ない気がする。人間関係をしっかり築いている人は残っている印象です。一人で尖っていたりすると、いつのまにかいなくなっていたりします。

SNSと写真は別軸で考えるのが吉

ここまでのことを把握すると、SNSと写真(と仕事)は全く関係ないことが分かりますよね。

SNS写真界隈をみて、自分が劣っていると考えることは正直無駄です。SNSで人が伸びてようが、SNS映えする写真を撮ってようがぶっちゃけ自分にとっては関係ないです。

自分が何を成したいのかを明確に目的をもって、行動していくのが必要です。

SNSのフォロワーを増やしたいのはなぜ?
写真をうまくなりたいのはなぜ?
写真を仕事にしたいのはなぜ?

客観的に界隈を俯瞰して、なんで自分はそうなりたいんだろうかということを考えてみると良いと思います。きっとSNS写真界隈で幅をきかせるなんて無駄だと気づく人もいるんじゃないでしょうか。

正直SNSでフォロワー伸ばしてもプラットフォームがなくなったらおしまいですし、SNSは人間関係を構築する場として使うのが個人的おすすめかなと考えています。TwitterもInstagramもいつなくなるか‥。

最後に

ただ人に影響されているだけで勝手に劣等感をもって、酷いときは他人を叩いて、自分は何もしてない。そんな人間に誰もファンになりたくないし、仕事を振りたくないです。

そんなこと考えてSNSも写真もやってねーよって人が多いかもしれませんが、少しでも自分のためになるようなことに時間を使ってみてはいかがでしょうか。なにもしていない自分よりは前に進むと思っています。

ではまた。

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