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【帯広】やっとヒッチハイクマン&自動車名義変更&フライドポテト

2020/4/6のことを書いています。

5:30、ラピュタのあのトランペットのメロディーを僕のホルンで吹きました。3人に撮影されました照れ。

別れを惜しみながらソフィア・ファーム・コミュニティを出発しました。車で「道の駅足寄湖」まで送ってもらいました(行きの運転は僕がしましたけど)。助手席の人による誤ったナビゲーション(これに従えばソフィアファームに辿り着く)を回避しながら、まだ曇天で寒い道の駅に着きました。帯広方面へヒッチハイクするならここが有効だそうです。たしかに片側一車線で、停車しやすいスペースがあるし、見通しがよいです。

ヴェンディングマシンであったか~いキャップ付きブラックコーヒーを買ってもらいました。「お釣り?貰っておきなさい!もう!」ということでお釣り10円を儲けました。ごちそうさまでした。

ホワイトボードにポスカで「帯広」と書いて出陣です。時間帯、コロナ、そもそもの交通量からして、車は少なめでした。しかし、20分待つと止まってくれました。わーい。

この旅におけるヒッチハイクでは1台目ですね。男性1人でした。サロマ湖の養殖ホタテは海のよりおいしいし高いという話や、北見の白花豆の収穫は地獄だという話をしてくれました。あと、ヒッチハイクの極意を聞かれましたので、何点か授けました。

音更でお別れしました。また「帯広」を掲げて立っていました。自転車ガールズに挨拶されました、「おはようございます」と。励みになりますわー。日差しが出てきたので日焼け止めクリームを塗ったり、立ちっぱなしで体が固まってきたのでスクワットしたりしました。30分くらいでしょうか。停まってくれました。

2台目です。女性1人でした。僕は2019年9月にもヒッチハイクをして15台くらい乗せてもらいましたが、女性一人の車に乗るのは初めてでした。僕が大学を卒業したのに就職をしなかったこと、本別の農家で食事と住まいをもらいながら仕事をしていたことに、運転手は驚いていたというか、嘆いていました。

「あなたの両親がどんな思いでここまで育ててきたか。それが仕事しないで旅をして、タダ働きで農家の手伝いって。何もステップを踏めないじゃない。人との出会いがあったっていうけど、そんなの農家でなくてもあるでしょ。給料なしってことはあなたの価値がゼロってことよ。自分に価値をつけなさい。頑張んなさい」

という旨のことをずばっと言ってくれました。運転手が生きる世界と、僕が生きようとしている世界は異なっていました。だけど、短期間で農家を離れると、確かに身につくものは少ないとは思いました。悩み中です。

車の名義変更を司法書士に任せないで、自力で済ませました。後輩と僕が協力すれば名義変更ぐらいちょちょいのちょいでした。僕はこの車を先輩からもらい、そして後輩へ渡します。美しい一連の流れ。

今朝、授かったお弁当です。右上にフライドポテトが見えますね。食べました。実は今まで言っていませんでしたが、僕は揚げた芋を食べない宣言をしていました。しかし、このポテトを食べないわけにはいきません。例外です。久しぶりに食べるポテトは格別ですね。ごちそうさまでした。

このあと、札幌へヒッチハイクしようと立っていましたが、諦めました。今日は帯広の友の家に泊まることにしました。お世話になります。