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【積丹】2種類のフォークで家庭菜園の草取り

積丹のたかのふぁーむでWWOOFしています。夜ご飯のおかずはソラマメ料理でした。はじめて見ました。ちょっと怖いです。

昨日は家庭菜園の草取りをしました。カボチャの植え付け第1段を終え畑作業が一段落したということもあってか、家庭菜園に手をつけました。

午前中はラベンダーの株回りの草取りをしました。取った草は株を囲むのに利用しました。。ラベンダーに触れると香ってきます。

草取りといってもほとんどスギナでした。去年、ラベンダー周りにスギナはいませんでしたが、今年から勢力を拡大して侵入してきました。奴を止めることは難しい、いや、なすがままにヒトが翻弄されています。

とりあえず地上に出ている部分と地下に埋まっている部分数センチだけシャベルで切ります。光合成量を少なくするのと、スギナのバイオマス(バイオマスの使い方合っているかな)を少しでも減らす戦法です。これは対症療法のようなもので、スギナの思う壷。またグングン伸びてきます。根本的に対処するなら、地下数十センチに広がっているという見えざる地下茎ワールドを日の下に引きずり出すなり大量の熱湯で壊すなりする必要があります。

僕は素手に素足で草取りしました。僕がラベンダーの株の内側に伸びているスギナを取ろうとしたとき、小さな蜂が僕の小指を一瞬で刺してブーンと飛んでいきました。僕に殺されると思って刺したんだと思います。チクっと痛かったです。小指の付け根の薬指側が少し腫れましたが、20分くらいで痛みと腫れは引きました。ちなみに、足はブユに3箇所噛まれました。わんぱくなぼく

午後も草取りでした。午前の草取りを違って、土に埋まっている草を地表面に引きずり出す作業でした。まず、奥さんがトラクターを運転して、草の蔓延っている家庭菜園ミニ畑にロータリーをかけて、土を砕きました。そうすると、ほとんどの草を根っこごと掘り返すことができます。でも、草のだいたいは土に埋まってしまい、乾燥が進まず、そのうち根付きます。僕は掘り返した草を乾燥させるために、土に埋まっている草を地表面に引きずり出す作業をしました。

与えられた道具はフォーク。酪農家では一般的な道具ですが、畑農家にもありました。

これを水平に近い角度で土に刺し込んで持ち上げると、埋まっていた草が出てきます。しかし、この作業で体に負担を強いるのは免れません。腰を曲げるからです。こんなに過酷な作業、畑の岩堀り以来でした。息が切れました。立ち止まって腰を伸ばし、遠くを見つめる小休憩を何度も挟みました。この作業を90分続けました。疲れました。

ちなみに、長靴と手袋をして作業しました。勢いよくフォークを土に刺すのですが、謝って長靴に刺してしまいました。「うわー」。小さな穴が空いてしまいました。怪我はしていません。

その後のおやつの時間で、「ひえー、フォークの草取りキツいっすわー」という話になりました。毎年のことだそうです。毎年のことだそうなんですが、旦那さんが「そういう作業なら、イモのフォークのほうがいいべ」と別の道具を提案しました。家庭菜園は奥さんが管理しているようです。おやつの後、別の道具を与えられました。

イモを集めるフォークです。これで土を掻いて草を引き寄せます。あら簡単。全く疲れません。腰を伸ばせる喜び。スマホで流していたラヴェル作曲「『ダフニスとクロエ』」第2組曲」がよく聞こえます。普通のフォークで仕事していたときは全然聞いていませんでした。

隠れていた草を引きずり出しました。1aくらいの畑でした。あと少し残して、今日は終わりました。

よい一日を。