「小島瑠璃子嫌いなんです」って言うのも誹謗中傷なの?

漫画「キングダム」の作者と熱愛中で、7月の連休中に作者が住んでる福岡に来てあちこちでイチャコラしてたというタレントの小島瑠璃子。
このコロナ禍のなか東京から福岡に来てあちこちでイチャコラしてたってのは福岡市民のワシとしては、はっきり言って良い気持ちはしない話題。
作者が離婚した時期と小島との交際時期が被ってて不貞では?という話もあるそうだが、それはワシとしては知ったことではない。その責を問えるのは別れた嫁さんと子供でしょう。
その責を問われたときに莫大な代償を支払うことになったとしても、それは彼らが選択した結果だからそれは然るべくってことでは。
交際も結婚も好きにしたらええがな。でもワシ小島瑠璃子のこと大嫌いなので福岡に来ないでほしいってのが本音。

というのが今回の記事の前提。
今回の記事は今炎上している話題の根幹についてとやかく言う気はないのです。

小島瑠璃子が最初に出てき始めた頃はそんなに好きでも嫌いでもなく、また新しい人が出てきたなぁという思いしかありませんでした。
ただこういう顔立ちの人って経験上底意地の悪い人多いんだよねぇ……という勝手な先入観がなかったとは言いません。

バラエティに数多く出てくるようになって、段々鼻につくようになりました。
番組で爪痕を残したいのかも知れないが、なんでそこでしゃしゃり出てきてベラベラ喋るかなってのが何度もあって、段々嫌いになっていきました。
もうこの時点から「こいつ無神経だな」って感じる発言が散見されてましたし。
配慮している風を装った無神経は余計始末に負えません。
例の筋トレする人を馬鹿にする発言も速報記事か何かでたまたま見てました。やっちゃったなぁこいつってのが率直な感想。
剛力彩芽と前澤友作の交際についても批判的なことを言っていたそうですが(まあ色々ツッコミどころの多いのは否定しませんけど)、今の状況は特大のブーメランなのでは?と。

そのうち小島はなぜか知識人ぶった振る舞いをするようになってました。
しかし言っていることはあまりに薄っぺらく、しかも物事の根幹からズレたことしか言っていない。
もうこの頃には決定的に嫌いになってました。
国政選挙の時はよく見ていた池上さんの選挙特番(池上さんの言ってることが正しいわけでもないが、あれは議員とのやりとりも含めた一種のバラエティとして見てた)も、小島が出てくるようになってから見るのをやめました。
今では番組に出てたらチャンネルを変えます。CMは我慢しますが顔を見るだけで不快感が沸くほどです。

これだけ出てくるということは、事務所の力はもちろんありましょうが、オジサマ転がしが上手なんだろうなあと。
番組を取り仕切る層のオジサマ、芸能界で幅をきかせている層のオジサマに気に入られる術を心得ているんだろうなと率直に思います。
それはそれで大層な才能ですし、芸能界では武器なのは間違いないでしょう。
ただその類の芸能人ってこれまでにもいたけど、みんなスキャンダルが出て一気に崩れ落ちたよね……とは思いますが。

時を戻して今。
今回の問題で数多くの批判がぶつけられているようですが、それを誹謗中傷と言っている様子。
誹謗中傷はSNSだろうがなんだろうがダメです。
本当の意味で誹謗中傷を行っているのであればそれは本当にやめなければいけない。
ただ、どうも批判や苦言も一緒くたにして誹謗中傷と言っているような風でもあるのです。
その発言の際もまた「物事の根幹からズレた」ことを言っているようなので、呆れてしまいました。
もっとも、SNSでぶつけられる批判や苦言を一緒くたに誹謗中傷としか見られないようなら、いろんな意味でSNSからは距離を置いた方が良いと思うのですが。

重ねてになりますが、このコロナ禍、感染が拡大している東京から福岡に来るというのは配慮に欠けた行動であるように思います。そのことについて批判が沸き起こるのは当然だと思います。
「配慮が足りていなかったこと、本当に済まないと思っている」くらいは言っても良くないか?というのが福岡市民としてのワシの率直な思い。
そのうえで「交際についておめーらにとやかく言われる筋合いはねえんだよ!」って言うのであれば、それはその通りだと思う。
しかし残念ながらそういう態度を示すことはありませんでした。

今回の「私は悪くない。私に向けられたネガティブな意見は誹謗中傷だ」って物言いをしてしまうところが、ワシが小島瑠璃子のこと大嫌いって思っちゃう理由というかその根幹なのかなと、今回の問題で感じてしまいました。

この記事はもちろん、事件のことなしにしても小島瑠璃子のことが大嫌いなんだよって言うのも誹謗中傷なのでしょうか。
それがまかり通ってしまうようだと、理由ある批判、正しい批判すら認められなくなりますし、それは本人のためにもならない。そして社会的にも良い流れではないと思うのです。

※この記事で述べているのは個人的な思いであり、これを正しい批判などと宣うつもりはありません。
ただ、理由あって嫌いになったという意見の表明であるとは思っています。

誹謗中傷が本当に行われているのであれば、それは本当にやめなければいけないし、そもそも当人同士、あるいは当人と近しい者しか関係ない領域に必要以上に第三者が首を突っ込むべきではないと思います。
しかし誹謗中傷とは「謂われや根拠のないことで相手を誹ること」という意味です。
願わくば、謂われや根拠のある批判や苦言に対しては、真摯に耳を傾けてほしいと思います。
正直な思いとして、ハタチ過ぎて真っ当な批判や苦言を呈してくれる人というのはとても貴重です。
そういう意見にも蓋をしてしまうと、いつかきっと後悔する羽目になるのです。

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