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Twitterもそろそろ……

Twitterがサードパーティ製アプリを禁止しました。

契約を勝手に、しかも密かに改定してるとか、そもそもAPIのルール云々という事前の声明も、そのルール自体直前に設けられたものだったとか、いろいろ不穏な話もあるようですが。

個人的にはあまり影響ないが

サードパーティ製アプリが使えなくなったとして、個人的にはほぼ影響ありません。
というのも普段は公式アプリを使っているのと、非公式アプリは慣れないのもあって見づらい使いづらいとストレスを覚えて、結局公式アプリに戻ってきてしまっています。
TweetDeckが買収されてから、サードパーティアプリはほぼ使わなくなっていました。

しかしTwitterの隆盛を支えたのは間違いなく非公式アプリの存在だったと思いますし、仮に新しいガイドラインを設けてサードパーティを認める仕組みができたとしても、一度信頼を失った開発者が戻ってくるのかは疑問が残るところ。

そして今回のようなことがあると、Twitterアカウントと連携しているサービスが突然使えなくなるということも起こりかねませんし、広告を掲出したり公式発表などの告知に利用していた企業も懸念して離れていくのではと懸念します。
東日本大震災からこっち、半ばインフラとしての側面を持ち始めていたTwitterの信頼性が急速に揺らいでいるように感じるのですが、これ会社として大丈夫なんでしょうか。

避難先は用意すべきか

昨年の後半辺りから不穏さを帯びていたので避難先を考えておかないといけないかなとは思っていましたが、いよいよ真剣に考えるときが来ているのかもしれません。
当座、FacebookとDiscordに落ち着くしかないかなと思っていますが、そもそもの性質が違うところがあるのでTwitterを代替するのに十分とは言い難いというのはあります。

Twitterが不穏になっていくにつれてマストドンへ避難する人が相当数いるのだといいます。
個人的にはマストドンは使いたくありません。
前々から言ってたのですが、あれは「ムラ社会醸成ツール」だと思っていて、かつて利用した際にインスタンスの雰囲気や参加者の発言内容が主催者の思想信条にかなり影響されたものになるのを実際に見たことがあります。
(この点はDiscordも幾分同様の問題をはらんでいると思っています)
完全に閉じているなら害はないと思うのですが、連合機能で中途半端に外に開いているせいで軋轢を生じかねないと感じるのです。特に日本では。

そんなとこに今更入って行きたくないなというのが本音で、Twitterがどうかなってしまったとして、マストドンのどこかのインスタンスに避難先を見出すつもりはありません。
かつて利用した際にアカウントの消し方がわからず残っているものがあるかもしれませんが、消せる限りでいくつかのインスタンスでアカウントを消してるので、今のところはどこかにアカウントを作る気もありません。

穏便に済んでくれれば……

ただ、もしSNSのデファクトがマストドンになってしまうとしたら、そのときは嫌々であってもどこかのインスタンスにアカウントを作らないといけないのかなと思うところではあります。
できればそれは望んでいないので、いろいろと穏便に済んでくれたらと願います。

ただ繰り返しになりますが、穏便に済まなかったときの備えはしておいたほうが良さそうです。
Twitterと連携したサービスの精査と、移行可能なら他のサービスへ連携先の振り替えや個別IDでのログインへ切り替えるなどは最低限しておいたほうがいいのかもしれません。
また動向を追いかけているものについてもTwitter以外の媒体を展開しているならそちらでも捕捉できるようにしておいたほうがいいのかも。

しかしまあ、めんどくせぇことになっちまったなぁ。

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