減らす・やめるということ
突然ですが私はいま、迷いに迷っている二つのことがあります。(突然。笑)
「選択はとことん迷い、決めたら潔く」
で在りたいなと思うので思う存分悩んでみようと思っています。
選択に迷ったとき、皆さんはどうされていますか?
人に相談、本を読む、紙に書き出す、コンサルを受ける、はたまた占い・・?
色んな方法があると思いますが、私はとにかく色んな人に会って話し、アウトプットする中で答えを見つけることが多いです。
とはいえ、選択の正解不正解なんて実はなくて、選んでしまえば選んだ道を「正解」と思えるように過ごしていくしかないんですけどね。
年齢を言い訳にしたくはないけど、やっぱり年を重ねれば重ねるほど
大きな変化や続けていたルーティンの停止が怖くなってくる気がします。
少なくとも私はそう。
「「勿体ない」という気持ちは黄色信号」
昨年参加したウェビナーでの起業家山川咲さんの印象に残った言葉。
「いま持っているものを活かそうとするから余計に重荷になる」
と信頼している人にも言われました。
人生は長いようで短いし、短いようで長い。
こんな選択する時もいいのかな?とふんわり思いつつ、
変化に恐れているアラフォー経営者がここにいます。
直感のまま、軽やかにホッピングできる女性でありたかったけど、中途半端にうまくいっているばかりに、人としても女性としても「岩」化しているなあ・・と反省中。
この迷いがきっかけで、ようやく最近「減らす」「任せる」「やめる」「断る」といったマイナスの選択ができるようになってきました。
年々、従業員は増えているのに、私が手を掛けるゼロイチなことが多くて、時間がどんどんなくなり、やることが次から次に出てくる。
体力は落ちているはずなのに、仕事が150%くらいになってしまい、それでもまだ仕事は楽しい!と思えるぎりぎりのレベル。(ドMか)
楽しい!が次は自分の事業なのに苦しい、新しいものを生み出せない、となっては意味がない、と思い、そぎ落としたり、周りに振り分けるようになったのがやっと今のフェーズです。
作り上げたものをシステム化し、うまく引き継いで、私は新しいものを開拓していく。
今までは開拓!開拓!開拓!の連続で、これまた性格上辞めることができないので、
つぎは継続!継続!継続!になり、両手に大荷物、背中にバックパック並みの大きいリュックを背負っていながらも猫背気味にずんずん進んでいる、という状態。
そんなに苦しいのに「まだ余裕ですよ」みたいな顔してるから、色んなお話を頂ける・・そして断れないからイエスと言ってしまう。
わたしは怪物でもなんでもないし、仕事の速さも平均だと思うので、結果的にただただ余裕がなくなる、仕事のクオリティが下がってしまう。
そうなってしまう前に、マイナス作業の大切さにやっと気が付くことができました。
マイナスにするとほんの少しだけ空白の時間ができる。
この空白の時間がまた新しい仕事に進める潤滑油になることも知りました。(結局仕事かよ)
今年の目標「意味のないことをする」
この間、2022年3月目にしてやっと自然に触れることができました。
小学生の時ぶりに野道歩いたり、懐かしい雑草に触れたり。
確かになんの意味もなかったけど(笑)とっても楽しい時間でした!
これもマイナス作業をしたから生まれた時間。
4月からも自分のためにも周りの人のためにも、余白時間を死守していこうと思います。
久賀田有紀(くがたゆき)
教員を経てネイリストに転職。
ネイルサロン3店舗経営、海外ネイル協会運営、シニアネイル事業の監修を行っている。
ネイルサロンが社会に浸透すること、ネイリストと海外を繋ぐことが目標。
株式会社mani creation代表取締役
一般社団法人海外ネイル協会 代表理事
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