1億円の相続税をゼロにする方法

☆1億円の相続税をゼロにするスキーム
～子供や孫にできるだけ資産を残す方法～

【前提条件】
・配偶者なし(死別など)
・資産4億円 (土地家屋3億円、預貯金1億円)
・子供2人

①対策をしない場合
・相続評価額は子供1人あたり2億円
・基礎控除は3000万円+600万円×2人＝4200万円
・相続税総額は(4億円-4200万円)×40%-3400万円＝1億920万円
・1人あたり相続税は5460万円

あれっ？現金が足りない！ となってしまう
そこで対策を行う

②対策を行った場合
・簡略化の為、生命保険、葬式費用、直近の贈与等は無視
・15億円のビル(アパート)を買う ※
・15億円の借金をする
・物件取得の諸経費は預貯金1億円を使う
・この時点での資産は土地家屋+ビルで18億円、借金は15億円
・相続税評価額は3億円+15億円×70%(借家権割合)-15億円＝▲1億5000万円
・相続税はゼロになります

※勤務先の再建話が進展をみせないので、金融に関するマメ知識を
各計算は簡略化の為、大まかな数字にしています。
尚、現場を離れて大分経つので、現行の法律やシステムとは乖離する可能性があります。
活用される場合は、専門家にご相談を！