ラス・ピニャスのバンブーオルガン
マニラ近郊の街ラス・ピニャス(Las Piñas)の聖ジョセフ教会には、世界最古の竹製のパイプオルガンがあり、「ラス・ピニャスのバンブーオルガン」として広く知られている。フィリピンがスペインに統治されていた18世紀末、聖アウグスチノ修道会のディエゴ・セラ神父がラス・ピニャス教区の初代神父として派遣され、教会とともにパイプオルガンも自ら作ったのだ。2003年にはフィリピン政府により国の文化遺産に登録された。このオルガンを中心としたバンブーオルガン・フェスティバルは毎年2月後半