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子供のいる生活|幼少期のこだわり

もうすぐ小学1年生になる我が家の娘。
慣れ親しんだ保育園を離れるのに、
次第に不安を感じてきているようです。


あいにく、今の保育園から
同じ小学校に行くお友達がおらず、
「うまくお友達ができるかな...」と、
「新しい先生は優しいかな...」と、
色々と幼ながらに悩みが尽きないようです。

そんな不安を少しでも和らげようと、
最近は毎週末に少しずつ
小学校の持ち物準備を始めています。

筆箱、鉛筆、消しゴム、下敷き….
できればなるべくお気に入りの物を
買いにいき、新一年生になることを
楽しんでもらいたいと思ってます。


そんな中、娘が選ぶものは全て
お気に入りの「ミントグリーン」色
既に用意したものも含め

ランドセル
長靴
ジャンパー
筆箱
消しゴム
鉛筆
…..


全てミントグリーンを選ぶ娘を横目に
ふと、

「他の色にすれば?」
「飽きたらどうするの?」


そんな言葉が出てきそうになる。


それを伝えようか、しばし悩んだものの、
やっぱりその言葉を口にするのは止めた。


ニマニマと笑みを溢しながら、
ミントグリーンのアイテムを手にして
自慢げに見せてくる娘を見たら、
そんなこと、大したことじゃないよね、
そう思ったから。

本人が好きなら、それでいいじゃないか。
いずれ大きくなったら、恐らく否応無しにでも
人の目、周りの目を気にする時が来る。


だとするならば、今ぐらい思い切り
自分の好きな色で自分の周りを埋め尽くして
その景色を思う存分味わうといい。


自分の好きなものたちを使う楽しさは、
新しい生活への不安さえも
待ち遠しさに変わって行くかもしれない。


全身ミントグリーンの娘を想像しながら、
今度は私がニマニマと笑っている。

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