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バイオレンスアクションを見た@NETFLIX 記:大橋

勤労感謝の日の前日----
仕事を終え深夜0時前に帰宅した私は腰から脳天に突き抜けるような悪寒を感じて布団に潜り込んだ。
まだ間に合うような気がしていたが、20分後にはとっくに手遅れになっていたことがわかった。25日の朝まで熱と喉の痛みに苦しみ抜き、 やっと少しだけ回復して最初に病床で見た映画がこれだった。皆様も風邪にはご注意下さい。

悪い噂以外は耳に入ってこない珍しい映画だ。
噂にもならないくらいならとスタッフがあえて超手抜きで作ったのかもしれない。炎上商法というのもあるくらいだから。

しかし私は見ていて、なんかホッとした。
わかりやすいのである。
伏線もなし、挑戦もなし、売りは女優が可愛いだけ。
そこそこ売れた漫画原作だし、あとは有名事務所のイケメン(一昔前ならJ事務所など)とAKBとか吉本何人か出しておけば、俳優さんたちが勝手に宣伝も頑張ってくれるし…
というプロデューサーの全く無思考の思惑が完全に透明な状態で露出している。フルチン野郎のやっつけ仕事です、と開始15分ほどでわかる。
これはこれで具合の良くない時には安心で、プロットらしいプロットもないため、途中でトイレへ立つ時にも一旦停止は不要で、寝落ちしても全く問題は生じない。
おおっ!となるシーンはひとつもなかったが、森崎ウィンがとても光っていたように見えた。
そして、高橋克典の無駄遣いもエコの観点で気になった。

感想を伝えると芹沢がそれならばと韓国映画の「悪女」を薦めてくれたました。
全く比べるのも失礼なほどぶっ飛んだ作品でしたが、病床で見るにはちとキツイ内容でした。

改めてキルビルについて考えるキッカケになりました。

「悪女」吹き替え版ですが、アマプラでご覧になっていただけます。

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