松下幸之助氏の名言への疑問

松下幸之助氏の語録集「一日一話」に以下の一節があります。

『現在与えられた今の仕事に打ち込めないような心構えでは、どこの職場に変わっても決していい仕事はできない』

一応名言だと思います。昔勤めていた職場でも、仕事を続けていくか悩んでいる後輩に似たようなセリフを吐く先輩がいましたね。そう言われても何のやる気も出ず苦しみ続けた後輩は結局辞めました。先輩は彼のことを「あいつは、どこへ行っても続かない」と文句タラタラでした。私も数年後辞めましたが。(辞めた後輩と同じことを先輩から言われました。正直人間関係きつい職場でした。後輩の気持ちも分かります。先輩も嫌な奴でした。あのまま続けていたら、自殺するか一人殺していたかもしれません)

ふとネットで「日本国内の企業数」と「日本国内の職種」を調べてみました。

経済産業省HPによれば「日本国内の企業数」は約421万社

総務省HPによれば「日本国内の職種」は740種に分類されていました。

松下幸之助氏や私の前職場の先輩は、「こいつは日本国内の約421万社の企業&740職種のどこでも使えない」と人を見て断言できる眼力があったのでしょうか?松下幸之助氏や先輩は日本国内の全企業&全職種で働いた経験があったのでしょうか?松下幸之助氏の名言を証明する公的機関が調査したデ-タはあるのでしょうか?疑問は尽きません。

日本の景気が良くなりますように。

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