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魂は続いてゆく

輪廻転生という概念があるように、今世の魂が次世に継がれるという考え方があって、
私はこの概念にいくばくか救われる思いがした。(キリスト教でいう天国みたいな感じかな?)

今年の初詣でひいた御神籤に、こう書いてあった。
ただこの世限りの命ではない。幾千万年の末まで続く魂の世界がある。道は絶えず希望と慈しみの御光りに照らされている。

と。

最近はしばしば、これからの人生について考える。仕事のこと(まだ決まりきってはいない)、恋愛や結婚のこと(彼氏はいないのだが)、家族のこと、いろいろ。
仕事に関しては、今まで色々なことをやってみたいと思ったりしたけど、選択する時に、やらないという選択をたくさんすることを知った。

そう思えば、人生はあまりに短く、
ただでさえ生きるのが大変なのに、
まず経済的に自立して、家庭を持って、、と人生の課題がたくさんあり、
自己実現の域に行くことができるのだろうかといわば悲観的な気分になっている。

こんなとき魂はこの世限りでないと言われると、心が軽くなった。
長くて100年程度の命で、何かを成し遂げなければという漠然とした焦りを持ったとき、焦りと裏腹に無力感というか、やる気のなさというのが出ていた。

でも、「そんなに焦らないで」と声をかけられるとふっと力が抜ける。

もちろん、人生でやらなきゃいけないことはあると思うんだけど、その責任感がかえって私には重荷になっていたと思う。

人生の意味なんて分からないし、
苦しいことも多いし、
何で生きなきゃいけないんだろうと切実におもうこともある。

ただその疑問の答えも、この人生で見つけられなくても、それもまた私の、よい人生であると言えるのかもしれない。見つかれば幸せなのだけれど。

分からないことに対してもおそれを感じるのではなくて、
人生に対してもっと穏やかに構えていてもいいんじゃないかしら、なんて思った。

それはさておき、
今世でやることをやって、
精一杯生きることを目標にして、
命を無下にしないように、大切にしたいと思う。

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