見出し画像

「わたくし」という店舗

有賀です。みなさま黄金週間はいかがでしたか。
私は京都にゆきました。

お喜びください。星の話です。


私のノースノード(龍頭)は2hの射手座で、
ロードである木星は11h天秤座にいます。

これは、
私の成長(あるいは財運)は、
人を集める……ということ、
コンテンツとしての私という人間に,
なんだなんだとお集まりいただいた人たちを,
おもてなしすることで開けるのです。


であれば,喫茶店と旅行はその勉強にうってつけでしょう。
なにより旅は射手座っぽい。


木星と水星の「旅行」の違いは小旅行かどうか?というところにあると思うので、これが「小」かどうかの判断はむつかしいところですが。
京都には,お寺に行きたくて弾丸&突発的に行くことが多いので,お寺の側面を切り取ると木星感がありますね。土星みもありますが。

今回は夜に京都着。
駅の近くのホテルをテキトーに取って就寝。
朝からちっこいバッグ一つでウロウロしました。

道に迷うのさえ楽しい旅行で,
観光客のごった返す道から一本それるだけで, 
あっという間に人が減ります。


今回の京都の旅の目的は,
上に書いた通り喫茶店に行くことで,
ソワレとフランソアの2店舗に行きました。

ソワレは青い照明が印象的で,回転率も良く,全体的に若い人が多く来ていた印象があります。
店の看板は吉井勇で,全体的に明星のころの,
そんな華やかさのある印象です。

フランソアの方は客層の年齢層が高めです。
雰囲気と,来歴によるところがありそうです。
社会活動家が集まるなら,フランソアでしょう。
バロック調,西洋芸術の店舗です。



さてこの2店舗を比べてみると,
いずれも情報を食っている印象があります。

ただ,内容が違う。

よりインスタグラム適性が高いソワレ,
よりフェイスブック適性が高いフランソア……
といったところでしょうか。
広告文を見ても,フランソアの方が「活動家」や個人で活動したような人々の名が多く,
ソワレは仁科会などの著名人の情報が多めです。

近接している2店舗ですが,客層を見事に食い分けていると思います。


では,ここで星の話をしてみます。

我々個人のチャートに立ち返ってみて,
「プロジェクトとしての自己」を売り出すには?
と考えてみます。

今回は感受点と,アングル(=1, 7, 10, 4)についてのみお話しします。


「下地」があってこそ,
「社会的顔立ち」が維持されると考えてみます。
この両店舗はその良い例でしょう。
開店日を正確に知ることはできませんでしたが。


玄関口はアセンダント


店舗の顔です。
デコラティブにしていると目立ちます。
宣伝,広告が多い方がいいでしょう。
水星がJOYです。
見るからに威圧感があって入りにくい店舗や,
間口が広くて入りやすい店舗……ありますよね?
アセンダントは客層を決めてくれるかも。


内装はディセンダント

お客さんが玄関口をくぐりました。
ようこそ,いらっしゃいませ。
内側での対応はディセンダントに任されます。
7hです。
お客に対しての「お相手役」です。
お客の要求をしっかり理解する,ということに向いている星は月しかありません。
ここに星が集中している場合,お客さんから得られるフィードバックを各所に持っていきます。



お店の来歴はイムム・コエリ

あるいはイマム・コエリです。
土台,土壌です。
引き継がれてきた伝統と思ってもよいでしょう。前の店主が作ってきたお店作りをあなたが引き継いでいます。
さて,どう発展させていきますか?
ここは4hです。
このカスプのサインロード(星座に結びついている一天体)のありかが鍵です。
ここに店主であるあなたがいると良いでしょう。
基本は太陽が支配しています。


口コミ,店舗イメージはミディアム・コエリ

さて,上にあげた3つはおおよそ「口コミに書かれる内容」でしょう。これは自分ではコントロールしきらんですね。
己からは見えないことがあります。

あるいは,「こんな店舗にしたい」という気持ちを各所へ反映させた結果かもしれません。
でも,であれば,
サインが同じ人は全て同じ店舗になりますね。
ですので,店主は店舗イメージを「なにに」反映させるのか?を考えます。
10hのサインカスプのロードを探してください。


では実例を見てみましょう。

スレスレだなぁ〜


ではやってみましょう。


こんちは玄関!蠍座!
前の店主は魚座!
内装店員牡牛座!
顧客イメージ乙女座!


ではさっそく,玄関から行きます。
ちょっと厄介なチャートですが(射手座、双子座カスプが消えてしまったり,二つカスプが入っていたりで)、ひとまずやってみましょう。


アセンダントは蠍座です。このロードである火星は4ハウスにいます。つまり玄関口で得たものは,すべて経営地盤に活かされます。

イムム・コエリは魚座で,このロードである木星も4ハウスにいます。前の店主はまだお店にいそうですね。今も現店主であるあなたを陰から助けてくれていそうです。

ディセンダントは牡牛座で,ロードはまたも4ハウスにいます。顧客から得たものをまた経営というか,地盤に還元しています。
これはなんとも,伝統ありそうなお店ですね。

では最終形態としてのミディアムコエリを見てみますと,乙女座です。このロードは7ハウスにいます。つまり,顧客から抱かれたイメージをそのまま接客に活かしています。

これは強いですね。水星なので,ある意味でちょっとした変化球的なやりとりになっていそうではありますが……良い配置に見えます。


ルーラーシップを取り続けて行っても,
このチャートは4ハウスに帰結します。
得られる全てを地盤へ,土壌へ,基盤へ持ち込む姿勢は強いですね。
シンプルに,「基盤たる」場所にたくさんの星が集合している様子を見ても,縁の下の人たちがたくさんいる感じがしませんか?


このチャートはそういう店舗です。
地上にいる私たちの足元にたくさんの星がいる感じです。

どうですか?
ちょっとイメージができましたか?
全くの初心者の方がいらっしゃる場合,やや難解な説明になってしまっていることと思いますが……
自分のアングルを見てみてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?