①マンガ家志望のスタートライン
「まんが道」といえば「藤子不二雄」作品であり、マンガ家志望の人たちにとってはバイブルのようなマンガでした。
「マンガ家になるまでの話」と「マンガ家になってからの話」を貪るように読んでいました。
マンガ家になって活躍するまでの作品は、「そういうものなのだ」と思い込んでいました。
マンガを描くのに夢中になっていると、「やがてマンガ家になることができる」と夢見たりしていたのです。
ところが途中で挫折し、マンガ家志望者は消えていく人がほとんどだったのです。それほどキビシイ世界であったわけです。
幸い「マンガ家としてデビューできた」人でも、生き残っていくこと自体が難しい世界なのです。
15歳から思い続けていた私の「夢」は、「マンガ家になりたい」という事でした。
「なりたい」とは思っていても、「なれるわけがない」と「親」から「友人」から「知り合い」から洗脳され続けていましたから、次第に「マンガ家になるのは無理」と思うようになるのです。
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