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最後まで読んでもらえるマンガを描くのがプロへの第一歩

投稿や持ち込みで、作品を最後まで読んでもらうにはどんな描き方をしたら良いのか?
…というと、「えっ!投稿作品や持ち込み作品って、最後まで読まれないことがあるの?」と思われる方も多いと思います。

持ち込みの場合。
面と向かっての対応なので一通りは目を通すと思いますが、ある程度のレベル以上の作品でない限りかなり大雑把な見方をしているはずです。

投稿の場合。
必ずしも最後まで読んでもらえるとは限りません。
「ストーリーマンガ」というのは、冒頭の数ページを見れば描き手の力量は分かってしまうものなのです。
冒頭で見切りをつけて、あとはパラパラと流し読みする程度ではないでしょうか。

編集者に「最後まで興味を持たせ、読み続けさせる事が出来るかどうか。」は、かなり重要な評価ポイントであり、漫画家志望者の皆さんにとっては切実な問題だと思われます。

マンガにおいてまず重要なのは画力ですが、原稿を読まなくても「描かれている絵」を見れば画力レベルは一目で分かるものです。
画力が著しく劣る原稿については、「まずは画力を上げないとね。」で話は終わってしまいます。

「ある程度の画力で描かれた原稿」を前提として話を進めていきます。

構成力と演出力が大事

マンガを読んでもらうには、様々な手段で読み手に興味を持ってもらう必要があります。

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