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第1課題

「コミックイラスト1枚」でも「マンガの一コマ」でも、「何が描かれているのか」が伝わらなくてはなりません。

「伝わる絵を描く」考え方を学び、トレーニングをするための課題です。

最初にラフスケッチを提出してもらい、「状況が伝わる絵になっているのか」のチェックをします。
適切に描けていれば、下描き→ペン入れをしてもらいます。

以前はラフスケッチの提出とそのチェックだけでしたが、「ペン入れ」までしないと「ちゃんとした絵を描く」事が学べないことに気づき、「ペン入れ・完成」までの課題となりました。

「頭の中に浮かんだイメージ」を「ラフに描く」だけだと、具体的に表現することに結びつかないのです。大切なのは「具体的に形を描くこと」なのです。

ネットで「あなたも参加して見ませんか?」と課題の内容を紹介し、参加された人はいらっしゃいます。

しかし提出された作品に関して「評価」や「アドバイス」は控えさせていただきました。
なぜならば「授業」ではないため、指導する資格が私にはないからです。

適切に描けていれば「OK」だけは伝えられますが、NG表現があった場合にその箇所を指摘し「どうしたら適切な表現になるのか」のアドバイスをする事は、学校での授業となります。

学生は授業料を払って学んでいるわけですから、無料で同様の対応をするのは「学生に失礼」となりますから、私には出来ないわけです。

スタートした「マンガ制作〜私の授業」では、提出された課題の講評・アドバイスを「定期購読マンガCOMマガジン」でのコーナーで行っていく予定です。

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