（13）シン・マンガのマンガ／マンガ表現研究編 「コマ表現」作業のトレーニング

「コマ表現」作業のトレーニング用にシナリオを用意しました。

研究No.13／用意したシナリオを元に、「コマ展開」「コマ割り」のトレーニングをしてみましょう。

１ページ（または見開き２ページ）でどこまで描くか・・「コマ展開」
１ページ（または見開き２ページ）で何コマ使うか・・・「コマ割り」

↑以上の２つのトレーニングとなります（「コマ表現」の作業には「コマ展開」と「コマ割り」の２つがあります）。

「こうしなければならない」といった「絶対な正解」はありません。

楽しみながらトライしてみてください。

この作業を実際にしてみる事によって、ツボが理解できてきます。
このトレーニングの繰り返しで、「コマ表現」の作業に慣れてくるはずです。

悩んでいた苦痛は次第になくなっていき、「個性」を出して「コマ表現」するとはこういう事だということが理解出来ていくと思います。

私の作ったシナリオで恐縮ですが、他の人の作品だと著作権の問題が出てきますのでご了承ください。
なお、内容にもクセがあるので多少は我慢してくださいませ。

注：「コミックボンボン」で企画用に書いたシナリオです。
予定は16ページですので、扉１ページ＋中身15ページという構成です。
ネームは担当氏には評判が良かったですが、編集会議には通らなかったのでボツになりました。

「コマ展開」「コマ割り」作業のトレーニング用にご利用ください。
シナリオの後に、ネームも載せておきます。
「コマ展開」「コマ割り」の参考にしていただけたら幸いです。