第2回/中学生時代のマンガ活動


国産初のアニメ「鉄腕アトム」が放映されたのが私が中学1年の時ですから、はるか昔の話です。
「鉄腕アトム」に心酔していた中学1年の私は、動くアトムが見られるということで狂喜乱舞したのを覚えています。

中学になって、本格的にマンガを描きたいという思いは膨らんできました。
しかし、何をどうしていいのか皆目見当がつきません。
「マンガの描き方」に関する本など珍しい時代です。
唯一存在したであろうと思われるのがこの本。

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小学生の頃に手に入れて読んだのですが、今はもう手元にないのが残念です。

インクやペンを使って描くといった知識はあったので、まずはペンを使ってみようと思い立ち描いてみてのがコレです。

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思い通りの線など描けず、紙は汚すし…で、「難しいんだなぁペンって」と実感しました。

ある日転校生が1人やってきました。

その子がマンガを描く子だと知って、すぐに仲良くなりました。

今思うと「藤子不二雄」の二人の出会いって、こういう感じだったろうなと実感できます。
ノートに二人で合作マンガなども描いてました。

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同じ思いの仲間が出来たことで、マンガに対するのめり込みは益々激しくなっていったのを覚えています。

しかし、中学時代はストーリーを妄想したり、こんなキャラクターはイイなぁと落書きしたりで、ちゃんとしたマンガは描くことはありませんでした。

…というより、どう描いていいのか分からず、ただダラダラと「マンガを描くという思い」に酔いしれているだけだったように思います。

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