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第14回 「落ち込んであきらめた」のに、なぜ私はマンガ家になれたのか?

小学校6年生の時に「マンガ家になりたい」と思い、ひたすらマンガを描き続けてきました。

25歳の頃にデビューして、本に「読み切りマンガ」が数作載ったことはあるけれど、生活できる収入を稼げないためマンガ家を諦め、生活するための職業に専念しました。

それが30歳の頃です。

サラリーマンとして「生活できる収入」を手に入れ、生きていくのが賢明です。
小さなデザイン事務所で、雇われデザイナーとして就職しました。

10年間サラリーマンを続けている時のことです。

マンガ家を諦めてから10年ぶりに「1作のマンガを描く時間」がポカッと生まれました。

そのマンガは、私をマンガ家の道へと導いてくれました。
マンガ家として再デビューし、連載をもてるようになったのです。

ありがたいことに、その後(約15年間)マンガ家として活動できたのですが、「売れるマンガ家」にはなれませんでした。

しかし「マンガ家になりたい」という夢を叶えることができたのだから、私は十分満足しました。

さて、「なぜ”落ち込んであきらめた”のに、マンガ家になれたのか」という話です。

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