金持ちイケメンでなくてもアイアンマンになれる!超自由な未来がMRで到来!【前編】
アイ アム アイアンマン!
昔からSF映画ではコンピュータを空中でフワッフワッと操作しているシーンが度々登場してきた。最近だとアイアンマンでトニー・スタークがスーツを作っているシーンとかが有名だ。
ここのところで一瞬だけ映るシーンみたいに(開始0秒から37秒迄)
そんなこと何十年たっても無理だと思っていたけれど、そんなことないらしい。なんならここ数年の内にできるようになっちゃうかも…。
そんな予感をさせてくれたのが今回取材したDataMesh株式会社の提供するDataMesh Directorだ!今回は社長の王さんと、マーケティング担当の鹿島田さんに話を聞いてきた!
■誰でも3Dを操れるようになるかも!?
DataMesh株式会社が提供しているDataMesh Directorは、事前に作成された3Dモデルをパワーポイントを操作するノリと技術力で、誰でも簡単に3D映像を作れる技術だ。
どうやるのかというと、傍から見てるとこんな様子なのが…
本人にはこう見えている!
つまり、専用のゴーグルをかけている人が手をこう、フワッフワッとしているだけであら不思議。あっという間に3Dモデルを使ったプレゼン資料が完成しちゃうのだ!
■基本のおさらい「MR」ってなに?
ここで基本となる「MR」とはなにかを解説しよう!
MRとは現実世界にパソコンの中の情報を重ねる技術のことを言う。
代表的なのはMicrosoftが開発しているHoloLensで、これは装着するとアイアンマンのトニー・スタークのように現実世界にコンピュータの情報を重ねることができるのだ。
現代はまだデバイスを頭にかぶらないとコンピュータの情報が見えるようにならないけれど、2021から22年にはAppleからメガネサイズのデバイスが登場するという噂もある。
それがさらに進んでいけば、デバイスがコンタクトレンズサイズになったり、ゲームの未来で紹介したように何も装着しなくてもコンピュータの世界が見えるようになる、、、
かもしれないのだ!
■3Dデータの便利ポイント!
今、この技術を導入している企業の1つがコールセンターをしている会社だそうだ。特に家電製品のコールセンターが「これはいい!」と言ってくれているらしい。
みなさんも最近、コールセンターが新型コロナウイルス感染症対策で人員が削減されて電話がつながりにくくなっている、なんて話を聞いたことがあるんじゃないだろうか?
「電話で答えるだけなら、家でもできるじゃん」
と、僕も思っていたけれどそんなことはなかった。
特に家電製品のコールセンターという仕事は出勤しなきゃ質問にも答えられない、という環境にあるらしい。
その理由は「電話がかかってくる可能性がある全ての製品を置いておく倉庫が必要」ということで、MR技術によってこれが解決できるのだ。
各製品の3Dデータがクラウド保存されていれば、もちろん場所を選ばずコールセンターの業務が可能なのである。
■MRはテレワークとの相性抜群!
MRと言われるとアイアンマンみたいに「シュワッシュワッとかっこよくパソコンを操作してるシーン」の印象が強いかもしれないが、本質は違うところにある。
実は、仕事をするのに必要だった「物」がバーチャルで代替できるので、働く場所の縛りからより開放されることにあったのだ!
実際、王さんはDataMesh Directorが普及することで地方の山奥でもコールセンターで働ける人が増えたり、自宅から仕事ができるので時短勤務も気軽にできるようになり、人手不足が解消するのではないかと語っていた。
そうMR技術はただアイアンマンみたいにシュワッシュワッとできるだけではないのだ。
ちゃんと日本の社会課題も解決できる可能性がある技術なのだ!
後編では、より未来の世界ではMRがどんな世界を生み出すのか紹介する。
お楽しみに!
漫画=朽葉こど(@CodMonoProduct)取材・文=齋藤商店(齋藤和輝)編集=井田峻平(@ida_pei)
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